日産CEOがHEVの重要性を強調!2026年に新型ローグ e-POWERをアメリカに投入。さらにV6ハイブリッド開発を示唆し、新型エクステラへの搭載が濃厚へ
(続き)日産はアメリカ市場においては、パワフルさを増したV6ハイブリッドを展開
引き続き、日産の2026年の開発プロジェクトについて見ていきましょう。
日産CEOであるイヴァン・エスピノーサ氏は、今後の製品ラインナップを更に強力する車を追加する可能性を示唆しており、V型6気筒エンジン+ハイブリッドが、日産の将来の大型車計画で重要な役割を果たす可能性があることを指摘。
同氏は、「Dセグメントで何がベストかを検討しています。もちろん、牽引力など、他にも多くの機能があります。ですからパワーは重要です。その中でV6ハイブリッドも考えられます」とコメント。
同氏は、V6エンジン搭載の可能性について詳細は明かさなかったものの、初期の兆候から、同社お馴染みのシリーズハイブリッドシステムe-Powerとは、異なるものになる可能性が示唆されています。
日産は既に、V6ハイブリッドシステムを次期エクステラに搭載することを明らかにしている

また、このV6ハイブリッドが将来の電動ピックアップトラックに搭載される可能性も示唆されていますが、最も濃厚なのはフルモデルチェンジ版・新型エクステラ。
これは日産のアメリカ法人である日産USA CEOであるクリスチャン・ムニエ氏が、海外メディア・ブルームバーグでのインタビューにて、新型エクステラが2028年に発売されることを認めています。
具体的なスペックまでは不明ながらも、V型6気筒エンジン+ハイブリッドシステムを搭載し、製造元はアメリカ・ミシシッピ州のキャントン工場にて生産されることが決定しているそうで、イヴァン・エスピノーサ氏が語るV6ハイブリッドプロジェクトとおそらく同じものになると推測。
もしかするとパトロールのハイブリッド版も登場か?

この他にも、既に中東で販売されているトヨタ新型ランドクルーザー300 HEVのように、新型パトロール/アルマーダにもV6ハイブリッドが採用される可能性も高そうですし、それこそ2027年度に日本に導入される新型パトロールでもV6ハイブリッドが採用されるかもしれませんね。
ちなみに日産は、ジャパンモビリティショー2025に関する情報のなかで、新型パトロールの日本導入について以下のようなニュースリリースを公開しています。
日本市場への投入を発表した「パトロール」は、過去の伝統を受け継ぎながら、大胆なデザインと、パワフルなV6ツインターボエンジン、そして最新のインフォテインメントシステムとプレミアムなインテリアを兼ね備えたSUVとして、中東市場で高い評価を得ているモデルです。
今回、Japan Mobility Show 2025において、日産のCEOであるイヴァン エスピノーサは以下の通り述べました。
「70年以上前、日産は第1回東京モーターショーで『パトロール』を披露しました。その後、現在に至るまで『パトロール』は世界中で活躍してきました。日本市場においては2007年の『サファリ』の生産を終了して以降、大型SUVはラインナップしていませんでしたが、この度、新型『パトロール』を日本に投入することを正式に決定いたしました。70年以上にわたる歴史を礎にした新型『パトロール』は、日本市場においても類を見ない存在感を放つことでしょう」
日本市場向けの「パトロール」の仕様や価格などの詳細情報は、発売時期に合わせて発表予定です。
via:Nissan
日産「2026年は更に販売台数を伸ばすことが期待されるが、販売台数の増加だけを目的とした成長は望んでいない」

日産のV6ハイブリッドプロジェクトが注目される一方、日産とインフィニティで気になるのが販売台数。
日産は2024年、日産ブランドとインフィニティブランドを通じての累計販売台数は924,008台でした。
これは2023年比2.8%増となりますが、2017年のアメリカにおける同ブランドの過去最高販売台数160万台からは大きく減少していて、2025年の販売台数はほぼ横ばいになると予想されています。
これについてエスピノーサ氏は、「2026年は売上を伸ばせるはずです」と語り、「来年は新製品ラインが投入され、本格的に売上が伸びるという事実は、間違いなくプラスに働くでしょう」とコメント。
ただ、2026年の販売台数の見通しについて具体的な数字は明かしておらず、おそらく非現実的な期待を抱かせたくないのだろうと予想され、同氏は「販売台数の増加だけを目的とした成長は望んでいない」と述べています。

あとトランプ政権による関税導入は、日産にとって最悪のタイミングでの導入となり、同社はアメリカ・テネシー州スマーナ工場のシフト削減を計画していましたが、代わりに新型ローグの生産を増やす計画へとシフト。
エスピノーサ氏は、「関税がある中で、アメリカ内の工場を停止するのはあまり意味がありません。18ヶ月前なら問題視されていたかもしれないものが、今では我々の存在と能力のおかげで強みになっています。これは良い立場です」と語っています。
1ページ目:日産は2026年も様々な新車・新型車の投入で騒がしい1年になりそう





