ポルシェが”製造ミス”を歴史に変えた!限定車911 S/Tのシリアル重複を神対応で円満解決。一方でトヨタは新型カムリ/カロクロの「ボルト1本」で約5.5万台のリコールへ

(続き)たった1本のボルトにより、約5.5万台の人気車たちに大量リコール!

続いて、トヨタのアメリカ法人が販売する新型カムリ (Toyota New Camry)とカローラクロス (New Corolla Cross)の両ハイブリッドモデルに約5.5万台の大規模リコールが届け出されています。

米国道路交通安全局 (NHTSA)によると、問題はトヨタのハイブリッドシステムの電力フローを管理するインバーターにあり、インバーターのボルトが工場出荷時に適切なトルクで締め付けられていなかった場合、インバーター端子の電気接触が不完全になる恐れがあるとのこと。

これにより、警告灯や出力低下の恐れ、最悪の場合には、走行中に突然駆動力が失われることもあり、また火災が発生する恐れがあるとのこと。

なお、具体的なリコールの対象となるモデルは、2025年~2026年式のカムリ・ハイブリッドで51,644台、残りが2026年式のカローラクロス・ハイブリッドで3,761台となり、累計55,405台となります(海外カーメディアCARSCOOPSより引用)。


幸い事故は起きていないんが、既に複数の不具合報告あり

今回のリコールについて、対象となる新型カムリとカローラクロスには、デンソー・米国テネシー工場にて製造されたインバーターが搭載されていますが、インバーターが動作するカムリとカローラの内燃エンジン(パワートレイン)は異なります。

カムリは排気量2.5 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、駆動方式は前輪駆動[FWD]/四輪駆動[AWD]で、駆動方式によってシステム出力も228ps~235ps)となっています。

一方のカローラクロスは、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、システム総出力199psを発揮します。

今回のリコールでは、これらのシステム総出力よりも低下する恐れがあるとのことで、特に高速道路などでの利用には注意してほしいところ。

トヨタは、これら34件のトヨタ現場技術レポートと、15件の保証請求といった不具合報告を受けているものの、これまでのところ、この問題に関連する衝突事故や負傷者は確認されていないとのこと。

改善措置としては、準備が整い次第、ディーラーはインバーターを点検し、必要に応じてボルトの増し締めまたは交換を実施するとのことです。

1ページ目:ポルシェ911S/Tのシリアルナンバー問題に新たな進展!ポルシェの粋なサプライズにより円満解決

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