北米レクサスが「漫画風」の新型IS350とマイルス・デイヴィス記念RZを披露。一方国内ではRC F/GS Fに走行中エンストの恐れがあるとしてリコール
北米レクサスが、新型IS350とRZをベースに、これまでにないユニークなアートカーを公開
レクサスのエントリーコンパクトセダンでお馴染みとなる、ビッグマイナーチェンジ版・新型IS。
日本市場では、ハイブリッドモデルのIS300h[2WD]のみがラインナップされ、アメリカ市場ではガソリンモデルのIS350[2WD/4WD]がラインナップされました。
今回、そんなアメリカ市場向けとなるIS350と、ピュアEVクロスオーバーの新型RZをベースにしたアートカーが登場したわけですが、IS350はまさかの「漫画風」。
一方のRZは、トランペット奏者であるマイルス・デイヴィス氏の生誕100周年を祝う特別なアートカーに仕上げられたわけですが、一体どのような仕上がりになったのでしょうか。
レクサス公式が漫画風の新型IS350を発表するのは予想外だったな…

こちらが今回、アメリカ・シカゴにて開催されたアートイベント「EXPO Chicago」で、レクサス米国法人が公式発表した新型IS350のアートカー(レクサスUSAの公式ニュースリリースより引用)。
このモデルは、ビジュアルアーティストのアレックス・アルパート氏とタッグを組んで作成されたもので、アーティストの「特徴的な線画スタイル」を取り入れることにより、まるで「漫画」のようなデザインに仕上げられています。
上の画像でもお分かりの通り、IS350の複雑なプレスラインと形状を際立たせる黒い線が特徴で、まるで製造前にスケッチされたかのような外観に。
ちなみに、過去にはベトナムアーティストのJoshua Vides氏が、マンガ塗り風にカスタマイズしたホンダ初代NSXが公開された大きな話題となりましたが、そのインパクトに比べると、今回のIS350は控え目な方だと思います。

ちなみに、アメリカ市場ではベースグレードやversion Lといったグレードは存在せず、基本的にはF SPORT DesignとF SPORTの2種類のみ。
今回のモデルはF SPORTグレードになるわけですが、足もとのブラックアルミホイールやブラックミラーキャップ、そしてダークアクセントのウィンドウトリムとの相性が、漫画風のブラックラインとの相性をより際立たせています。
IS350のパワートレインは、これまでと変わらず排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力315ps/最大トルク379Nmを発揮。
0-96km/hの加速時間は5.9秒で、最高時速は230km/hにまで到達します。
漫画風でありながらも、まさかの「未完のアートカー」

ちなみにこのアートカー、これで100%完成ではなく、追ってNYC×Designとアートバーゼルにより、ボンネットにペイントを施す予定とのこと。
ボンネットには、「レクサスのブランド価値と日本の伝統に結びつく一連の象徴的なイラスト」が描かれるそうですが…
レクサスの卓越した精緻なクラフトマンシップとホスピタリティ、エンジニアリングの精度、パフォーマンス、そしてスムーズなドライビングを象徴するモチーフが含まるとのことですが、果たしてどのような方向性へとシフトするのか、とても楽しみです。
新型RZをベースにした、トランペット奏者の生誕100周年記念モデルとは

続いては、ピュアEVクロスオーバーの新型RZをベースにしたアートカーを見ていきましょう(レクサスUSAの公式ニュースリリースより引用)。
本モデルは、トランペット奏者として有名なマイルス・デイヴィス氏の生誕100周年を記念した特別モデル。
上の画像にて確認できるデザインアーティストのラウフェイ (Laufey)とのコラボにより制作され、彼女がデイヴィスの代表曲である「ブルー・イン・グリーン」を再解釈した作品からインスピレーションを得ているとのこと。

こちらはリアクォータービュー。
まるでエメラルドグリーンのような特殊な色合いなのが特徴で、「光が表面を横切るにつれて、ダークブルーからグリーンへと変化する」マジョーラカラーに仕上げられているそうです。
またこのモデルには、デイビスのトランペットを連想させる、特注のイルミネーション付き「L」バッジと、ブロンズカラーのブレーキキャリパーも装備。
内装にもブロンズやレッドといった強烈なアクセント付き

インテリアも見ていくと、先ほどのブレーキキャリパー同様、オーナメントパネルにブロンズアクセントが加味され、レッドとブラックの布張りの内装がアクセントとなり刺激的に。

そして荷室を見ていくと、何と歌詞が書かれているほか、デイヴィスの「ブルー・イン・グリーン」の冒頭の音符が流れるユニークな起動シーケンスなど、サプライズやギミック要素がたっぷり。
現時点で、本モデルが特別仕様車として登場する予定はないですが、仮に市販化されるとしたら、塗装代だけでもトンデモナイ費用になりそうですし、車両本体価格だけで1,000万円は優にこえてきそうですね。
