ミシュランが、謎のコンセプトタイヤを発表。ホイール一体型&ドライバとの通信が可能【動画有】

2020-05-26

近年、自動車業界の進化は目まぐるしく、ガソリンエンジンから電気自動車への切り替え、自動運転技術等がどんどんと進化していますが、ゴムタイヤにおいてはほとんど進化が無く、革新的な技術が取り上げられていない中、ミシュランが謎のコンセプトタイヤ「ヴィジョン・コンセプト」を発表しました。


この「ヴィジョン・コンセプト」はエアレス仕様でありながら、ホイールと一体型のいわゆる”オールタイヤ”となります。
ちなみにこのタイヤ、スポンジの内部構造に似せているとのことですが、ゴムタイヤ特有の適度な硬さを実現しており、更には生物由来の生分解性材料から造られるとのことで、環境にたいしても非常に優しい素材であるとのこと。

しかも、こちらのタイヤは、ただ車の駆動に対してただ転がるだけでなく、電子通信機能も搭載されているとのことで、タイヤや路面の状況、タイヤの残量、そして冬タイヤへの切り替えのタイミングについても、ドライバに通知する機能が設けられているとのことですが、具体的にはどのように組み込まれるかは不明。

具体的な販売スケジュールや価格帯、どういった車に適しているか等も不明ではあるものの、今後の自動車業界にとっても真価が問われるパーツでもあるため、今後の改良・開発も含め、非常に期待が持てそうです。

Reference:autoevolution