日本では放送できないからこそ見てほしい。「ながら運転」の恐怖を動画にて【動画有】
最近では、交通事故件数が減少するなかで、運転中にスマートフォンを見て操作しながら運転する「ながらスマホ」が急増し、これによる交通(死亡)事故が多発。
数字で見ていくと、平成28年の年間交通事故件数は約47万5,000件と平成23年の約65万6,000件に比べて28%減少しているにも関わらず、「ながらスマホ」は平成28年の事故件数が1,999件に対し、平成23年は1,280件と約1.6倍にまで上昇しています。
ながらスマホによる交通事故というのは、交通事故を引き起こす危険性が異常に高く、飲酒運転による事故比率とほとんど大差ないほどに、自身の危険察知能力を低くすることとなります。
今回は、そんな危険性が潜む「ながらスマホ(携帯)」による交通死亡事故を表した交通安全CMが海外にて公開されていたためご紹介。
この動画では、コンパクトカーに乗る女性3人組が和気あいあいとドライブを楽しんでいるわけですが、ドライバの女性は携帯メールを打ち込みながら運転。
しかし、自身のクルマが少しずつ中央分離帯に近づき、跨りながら反対車線から迫りくる自動車の存在に気づきません。
ドライバが「ながら運転」しているにも関わらず、2人の女性は全く気にもとめずに話に夢中になります。
気が付けば彼女ら3人を乗せた車は中央車線を完全に乗り越え、そのまま反対車線のクルマへと対向衝突することに。
この衝突により3人の女性は勢いよく体を打ち付けられ、頭部を損傷、顔の表面が傷だらけになります。
しかし、これだけは終わらず、衝突した車に対して後続車もブレーキが間に合わず、3人組の彼女達の乗る車にとどめのクラッシュ。
これにより助手席と後席に乗る女性が死亡するという残酷なまでの交通事故CMとなっています。
ほんの数秒前までは楽しくやりとりをしていた女性3人組が、たった一つの過ちにより人生を180度変えてしまい、更には人を死に追い込むほどの悲惨な流れへと切り替わります。
改めて、自動車という鉄の塊の恐怖を知るきっかけにもなる動画ですが、今一度「ながら運転」「スマホ運転」をすることの恐怖を知る重要な動画であるとともに、こうした日本では放送できないようなものほど、世界の人々に知ってもらうべき大事な動画でもあると考える内容となっています。
【交通安全CM】
以下は「ながら運転」により、大事故を引き起こした後の続編となる長編動画となっています。
【携帯に夢中になってしまったが為の交通事故】
関連記事:事故の恐怖を再確認 ニュージーランドの交通事故防止のCMが衝撃的【動画有】
交通事故防止を目的としたニュージーランドのCM。
この動画が非常に衝撃的であり、考えさせられる内容になっています。
交通事故の”怖さ”とマナー違反をしたときの”後悔の強さ”が前面に出ており、普段の日常には常に生死の境目があるのだと感じます。その動画の内容とは、交差点で2台の車がぶつかりそうに。
しかし、その直前で時間が止まります。
そして、双方の運転手が車から出てきて何やら話し合いが始まります。
安全確認を怠っていた車の(一時停止側)運転手は「行けると思っていた」と、焦りながら説明。
一方、スピードを出しすぎていた車の運転手は「もっとゆっくり走っていれば」と強く後悔しています。
(一時停止側)車には子供が乗っており、何とも言えない状況になります。
お互い車に乗った瞬間、止まっていた時間が動きだし・・・
衝撃の続きは、以下の動画より。
交通事故の恐ろしさが存分に伝わってきます。
一瞬の判断ミスが大惨事を招き、強い後悔を生み出します。
安全運転をいま一度心がけなければと心底思わせられる内容となっています。【日本語字幕付き ニュージーランドの衝撃的な交通安全のCM】