フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーの実車を見てきた!「新色のグリッターブラックガラスフレークはグレー寄り」「波目のメッシュグリルはダミー」等

2022-01-17

やはり新型ヴォクシーは実車で見ると印象が大きく変わるようだ

2022年1月13日に、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)が発表・発売されました。

前回は新型ノア・ノーマルボディ&ガソリンGの実車並びに内外装デザインをチェックしましたが、今回は新型ヴォクシーの内外装デザインをチェックしていきたいと思います。

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ちなみにこの日は、新型ノア・ノーマルボディ/新型ノア・エアロボディ/新型ヴォクシーの3車種が全て展示されていましたが、その中で最も人気だったのが新型ヴォクシー。

特に若者カップルや夫婦を中心に注目を集めていましたが、意外にも中高年以上の夫婦からの注目度も高かったのが印象的でした。


新色グリッターブラックガラスフレークの新型ヴォクシーを見ていこう

早速新型ヴォクシーのフロントマスクを見ていきましょう。

グレードは最上位のガソリンS-Z(2WD)で、ボディカラーは新色となるグリッターブラックガラスフレーク。

新型が発表・発売される前まで、様々な角度からスパイショットされてきた新色グリッターブラックガラスフレークの新型ノア/ヴォクシーですが、カラーの印象として若干グレー寄りで、ほぼブラックに近くカラー名の通りフレーク(ラメ)系が強め。

レクサスのグラファイトブラックガラスフレークに近い印象もあり、上品な色あいですし、これで有償オプション+33,000円(税込み)というのはお得な方ではないかと思います。

やはりお客さんの多くがフロントマスクのインパクトに圧倒されていた

またその一方で、たくさんのお客さん含めて口を揃えていたのが、「フロントマスクがとにかくド派手」ということ。

SNSなどではプレデターと揶揄する方も多くいらっしゃいますが、確かにフロントバンパーの90%以上がグリルで、かなりアグレッシブではあるものの、見慣れてくると「あれっ、これカッコいいんじゃね?」と思わせるほどですし、メッキを過剰に使用しているわけではないため、そこまでオラオラ顔にみえなかったり。

メッキフレームは、上部から板部にかけて太くなることで、立体感と重厚感を持たせている

ただ、フロントグリル周りがギラギラのメッキ加飾付きフレームのため、このメッキが思った以上に目立っているのも正直なところ。

メーカーオプションとなるプロジェクター式三眼LEDヘッドライト上部から、下部にかけて徐々にメッキフレームの幅が太くなるため、よりメッキが目立つように見えるんだと思いますが、立体感と重厚感を持たせるという効果もあるため、個人的には結構アリだと考えています。

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波目のメッシュグリルはダミー

そして個人的に驚いたのは、水平基調グリルの両サイドに設けられた波目形状のメッシュグリル(それにしても凄いデザインだな…)。

実はこのグリル、奥まで貫通していないダミータイプになるため(しかも無塗装ブラックではなくダークグレーに塗装されている)、ある意味この部分が”グリル”ではなくバンパー的な部分なのかもしれません。

あとはさりげなく、波目のダミーメッシュグリルにフロントクリアランスソナーが設けられたり、フォルクスワーゲン新型ゴルフ8 GTI(Volkswagen New Golf 8 GTI)のような5灯式LEDフォグランプが設けられているのも確認できますね。

サイドビューからのボディカラーはほぼブラックに近い

続いてはサイドビュー。

少し遠目で見てみると、グレー寄りだったグリッターブラックガラスフレークもアティチュードブラックマイカ並みに黒く変化。

こうして見る角度によってボディカラーが異なるというのもユニークですし、無難にアティチュードブラックマイカにするのもアリではあるものの、やはり魅力的な新色だと新鮮な気持ちになるので、私もこのボディカラーを選んで良かったと思います。

S-Z(2WD)専用17インチアルミホイール

続いて足もとのアルミホイールを見ていくと、上位グレードS-Z(2WD)のみに標準装備される17インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)を装着しますが、四輪駆動(4WD)モデルを選択すると16インチにダウングレードするため、この辺は注意が必要です。

ちなみにタイヤ銘柄は、TOYOTIRE製PROXES R60を装着しています。

リヤデザインもチェックしていこう

リヤエンドはこんな感じ。

見慣れてきた感はありますが、非直結式の水平基調の二文字式テールランプを採用し、両サイドの上部には豆球式のリヤウィンカーが全グレード標準装備。

そしてリヤワイパーは、レクサス現行RX同様にルーフスポイラーの下部に隠れるように設けられています。

実はリヤテールランプ周りもギラギラしていた件

二文字テールランプの直下には、メッキ加飾の水平基調バーを設けることで、フロントだけでなくリヤもギラギラにしていたんですね(実車で見るとかなり派手に見える)。

あとは水平基調のテールランプとの親和性を持たせるために、その下には”VOXY”のレタリングバッジを貼付しているのも、先代80系からの踏襲になります。

新型ヴォクシーのインテリアの質感は?新機能のユニバーサルステップは強度面が気になる?続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!