ブラバスがメルセデスベンツAMG「S63クーペ」をハードチューン。800馬力のスーパースポーツに

2020-05-26

メルセデスベンツAMGを主体とするチューニングメーカ・ブラバスが、AMGのフラッグシップモデル「S63クーペ」をカスタムした「ブラバス800」を初公開しました。

今回公開のカスタムモデルは、昨年9月に発表された「S63/S65」ベースにカスタムし効率的なパワーユニットと外装を僅かに変更しています。


カスタム内容としては、AMG「GT R」の象徴ともいえるパナメリカーナグリル、標準的なOLEDテールライト、新デザインのアルミホイールを採用。

性能としては、主に2つの新型ターボとPowerXtraエンジンコントロールユニットで構成されたブラバスB40Sパワーキットを搭載することで、排気量4.0L V型8ツインターボエンジンはそのままに、最高出力612ps→800ps、最大トルク900Nm→1,000Nmに向上。

これだけのチューンアップにより、パフォーマンスとしては0.-100km/hの加速時間が3.5秒→3.1秒へと大幅短縮され、最高速度は300km/hにまで到達します。

それ以外のカスタムとしては、カスタムエキゾーストやカーボングロスフロントリップ、フロントスカートアドオン、リヤディフューザー、リヤスカート、リヤスポイラー、ミラーカバー、照明付ラジエータグリルロゴ、カスタムブレーキ、21インチモノブロックMホイール、カスタムサスペンションモジュールを搭載します。

価格帯としては、(アメリカでの)車両本体価格だけで約1,850万円と非常に高額ではあるも、ここにカスタム費用として約2,000万円が更に上乗せされ、トータル4,000万円超えのスーパースポーツモデルへと進化することに。
正直、ラグジュアリースポーツとしてそのまま乗るか、更にハードコアな仕様へと変更するかはかなり悩みどころではありますね(言い換えればアストンマーティンのような立ち位置かも?)。

【ブラバス関連記事5選】
【訃報】享年62歳。ブラバスの創設者ボード・ブッシュマン氏が病気のため死亡(2018/4/29投稿)
ブラバスがメルセデスベンツAMG「S65カブリオレ」ベースのロケット900を発表。その名の通り900馬力を発生(2017/9/4投稿)
ヴィルナーがブラバス仕様のスマート「フォー・ツー」を更にド派手カスタム(2017/6/22投稿)
ロンドンにて、無敵のブラバス「G500 4×4」がクラッシュ。プリウスと衝突?【動画有】(2017/6/5投稿)
カーレックスとブラバスがコラボ。奇抜なイエローカラーの「Gクラス」を開発か(2017/5/24投稿)

Reference:CARSCOOPS