これは美しい。フェラーリ「812スーパーファスト」ベースの「モンツァSP1/SP2」が世界初公開

2020-05-26

謎の特別モデルの正体は「モンツァSP1/モンツァSP2」だった!

以前、フェラーリのスピードスターモデルと思われる特別限定モデル「(仮)812モンツァ・F176」に関する情報が公開されていましたが、今回世界的に有名なフェラーリコレクターであるデイビッド・SK・リー氏が、同社が選定する最重要顧客のみが出席可能なプライベートイベントに登場し、2台のユニークな特別モデル「モンツァSP1/モンツァSP2」を公開しています。

▽▼▽関連記事▽▼▽


基本仕様は「812スーパーファスト

これらのモデルは、フェラーリのフラッグシップモデル「812スーパーファスト」をベースにしており、技術仕様については未だ公開されていませんが、恐らく排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力800ps/最大トルク718Nmを発揮すると予想されています。トランスミッションは、こちらも「812スーパーファスト」同様に7速デュアルクラッチトランスミッションを後輪に介すると予想。

デザインについてはイタリア語で「小さなボート」を意味するレトロチックな”バルケッタ”を採用しており、いわゆるオープントップまたはコンバーチブルーフのカテゴリに分類される内の一つとなります。
なお、フロントヘッドライトについては、「812スーパーファスト」に似たデザインとなっていて、フロントエンドすべてを確認することはできないものの、「モンツァSP1」用に新たにデザインが改良されていると考えられます。

インテリアはレトロと現代が融合

こちらは「モンツァSP1」のインテリアデザイン。
昔ながらのブラウン系レーシングレザーシート+ショルダーハーネスを採用していますが、ダッシュボード周りやセンターコンソールは現代的で、レトロとの融合に加えてカーボンを上手く活用しているところもグッド。
「モンツァSP1」は基本的に1シータとなっていて、「モンツァSP2」とは異なるインテリアレイアウトとなっています。

こちらは「モンツァSP2」のインテリア。先ほどのSP1とは異なり、こちらは2シータレイアウト。
先ほどのSP1とは異なる現代的なダークローズ風のスポーツレザーシートを採用し、シートバックやステアリングホイール周り、センターコンソール周り等、あらゆるところにカーボンファイバを採用していますね。

 

View this post on Instagram

 

Ferrari factory Maranello had a special unveiling of the #monzasp1 & #monzasp2 limited edition of 200 based off the 812. What do you think? 📷 somebody tagged me.

David Lee (Los Angeles)さん(@ferraricollector_davidlee)がシェアした投稿 –

☆★☆関連記事4選はコチラ!☆★☆

フェラーリから新たに3台のモデルが登場?1つは「812スーパーファスト」のハードコアモデル、残り2つはロードスター?(218/9/4投稿)
フェラーリが衝撃的な特許ファイルを申請。4気筒+電動ターボチャージャーのハイブリッドエンジン?(2018/7/20投稿)
フェラーリが謎のデザイン特許を申請?「ラ・フェラーリ」がベースか(2017/2/21投稿)
フェラーリが新たなペイントプロセスを導入。エンブレムは61種類のパターン仕上げ可能に(2018/8/1投稿)

Reference:motor1.com