【アップデート】ブガッティ・ヴェイロンが「合法にて」アウトバーンを活用した公道世界最速記録となる402.5km/hを樹立していたことが明らかに!【動画有】

ブガッティは2015年に合法的に世界最速記録を生み出していた

ドイツ・オーストリア・スイスの自動車高速道路にて、世界で唯一速度無制限区域(全区域が速度無制限ではない)が存在するアウトバーンを利用し、ブガッティ・ヴェイロン(Bugatti Veyron)が公道世界最速となる402.5km/hを記録していたことがわかりました。

この記録は、2015年に”正式且つ合法的に”樹立したもので、ヴェイロンを所有するラジム・パッセン(Radim Passer)氏が、早朝に誰も走行していないタイミングを見計らって行ったとのこと。


記録樹立は決して容易ではなく、約4年もかかった

ただ、この記録は決して容易に樹立されたものではなく、2011年から度重なるテスト走行を行った後に実現できたもので、早朝ならではの低すぎる気温のもとで行うと、タイヤやエンジンに大きく影響するとのことで、これらの条件を完全にクリアするには相当な時間と労力を使ったとのこと(早朝ならではのリスクもあった)。

そしてもう一つ、この402.5km/hというとてつもない記録を生み出すまでに様々なトラブルもあったとのことで、その一つにトランスミッションを交換する必要があったということ。

このトランスミッションを交換するために、最低でも500万円の費用が発生していたと言います。

ブガッティ・ヴェイロンは、タイヤ1本維持するのに約400~500万円、エンジンオイル交換するのに約230万円発生するとして、その異常なまでのランニングコストがかかることから、新車購入する前に必ずオーナーの年収や社会貢献度、そしてブガッティモデルを維持できるだけの財力を継続的に持っているかを審査することになるため、宝くじで10億円当たったとしても購入することは不可能と言われています。

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それだけ”お金のかかる”ヴェイロンを使って、自身の願望を叶えるために数千万円のお金と約4年という年月をかけて生み出された記録なわけですから、記録を樹立したときの歓びは計り知れないと思われます。

公道世界最高速の夢はケーニグセグによってあっけなく潰えた

ただ、残念なことにこの公道最速記録はそう長くは維持されず、2017年11月にケーニグセグ・アゲーラRS(Koenigsegg Agera RS)が公道を貸し切って、平均時速447km/hという記録が更新されています。

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【Bugatti Veyron – 402,5 km/h on autobahn】

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Reference:CARSCOOPS