ホンダ・新型「フィット(FIT)」の予想レンダリングが公開。”原点回帰”ともいえるその衝撃的なデザインを見ていこう

2020-05-27

遂に新型「フィット4」の予想レンダリングが公開

ホンダのコンパクトハッチバックモデル「フィット(FIT)」の次期モデル「フィット4」が、昨年の10月頃より開発車両としてテスト走行を実施していますが、その一方で自動車ニュースサイト・ベストカーが、新型「フィット4」の予想レンダリングを作成しています。
ホンダ「フィット」は、2001年に同社のハッチバックモデル「ロゴ(Logo)」の後継モデルとして登場し、既に3代目に渡ってフルモデルチェンジが施されている大人気モデルとなりますが、2019年10月頃を目標に4代目として登場することが期待されており、加えてデザイン性においても大きな注目が寄せられていました。

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早速どのようなデザインになっているかを見てみよう

今回の予想レンダリングは、過去に目撃された開発車両をベースにしたデザインではありますが、デザインを細かく見ていくと、フロントエンドはかなりシンプルな造りとなっていて、現行の「フィット3」にあるようなアグレッシブなヘッドライトを取り込むと言うよりは、初代もしくは2代目のような柔らかい印象を受ける”原点回帰”を図るかのような大胆なデザインにも見えますね。

またフロントヘッドライトのハウジングについては、現行モデルのようにフロントグリルと一体化したようなデザインではなく、グリルから独立したかのようにも見え(っというかグリルがほとんど無い…)、おまけに形状も非常に独特ともいえるかなり際どい釣上げ式になっています。
フロントヘッドライトはおそらくLEDの単眼タイプで、その内側には3灯式のウィンカー&ハザード、その反対側にはC字を意識したLEDデイタイムランニングライトが採用されています。

エアインテーク部には、おそらくダミータイプのグリルが設けられ、加えて縦型のフロントフォグランプが搭載されています。

足回りやスタイリングはかなりスポーティ

足元のホイールについては、開発車両でも目撃されてきた個体同様にスリット付きのシングル5スポークホイールを装着。
足回りについては、”RS”をイメージさせるかのような結構思い切ったローダウンされたサスペンションをインストールしていますね。これ結構低くね?

改めてイメージレンダリングをチェックしていくと、そのスタイリングはコンパクトハッチバックモデルいうよりかは、スポーティ性を意識したホットハッチ風。これはグレードによって異なるのか気になるところ。
またAピラーはボディカラーと同色素地で、Bピラーはブラックというメリハリをつけたカラーリング、そしてフロントサイドには三角窓が設けられることで死角を無くすように配慮が施されていますね。細かい部分を見ていくと、かなり実用性を考慮したモデルであることがわかります。

エンジンはダウンサイジング化&低燃費

最後にエンジンについてですが、今回のフルモデルチェンジにより、エンジンを更にダウンサイジング&コンパクトにした排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、新世代ハイブリッドシステムとなる”i-MMD”と呼ばれるデュアルハイブリッドを組合わせることが期待されています。

なお、ダウンサイジング化したからといって最高出力が低くなるわけではなく、現行のハイブリッドモデルにて発揮する137ps→145psへと若干高くなり、環境性能が向上するだけでなく、走行性能でも大きく向上してくることを考えると非常に大きな進化ではないかと思います。

気になる燃費については、現行の37.2km/L→45km/Lと更に向上し、燃料タンクの容量が現行同様に40Lになるのであれば、満タン法で1,800kmは走行できる計算になりますね。

Reference:BestCarWeb