リヤウィングの形状がおかしい!クレイジーエアロキットを装着する謎のアストンマーティン・ヴァルキリーが完全リーク!AMR Proとは異なる新たな派生モデル?

やっぱりF1ドライバーのコネクションはとんでもなく強い

イギリスのスコットランド南西部トゥインホルム出身の元F1ドライバーであるデビッド・マーシャル・クルサード氏が、世界限定150台のみ販売された究極のハイブリッドハイパーカー・アストンマーティン・ヴァルキリー(Valkyrie)と、世界限定275台のみ販売されたF1技術採用のメルセデスベンツ・プラグインハイブリッドハイパーカーAMG Oneの両方をオーダーしていたことが明らかとなりました。

この情報は、自動車ニュースサイト・グッドウッドロード&レーシング(Goodwood Road and Racing)でのインタビューにて判明したもので、メルセデスベンツとレッドブルレーシングとの親密な関係性を築けていたからこそ生産枠を確保することができた、と説明しています。

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気になる2台のスペックを確認してみよう

アストンマーティン・ヴァルキリー

ちなみに、アストンマーティン・ヴァルキリーのパワートレインは、排気量6.5L コスワース製V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力1,013ps/最大トルク740Nmを発揮し、ここにRimac製の電池式電気システムを組合わせることで更にシステム出力+162ps/システムトルク280Nmを加味することになります。

従ってシステム総出力は1175ps/システム総トルク900Nmを発揮するというアストンマーティンとしてはトップクラスのパワーを誇る一台となります。

また、エンジンの回転数も最大11,100rpmまで回すことができ、10,500rpmにてピーク出力を作りだすことが可能と言われています。

ヴァルキリーの車両本体価格は約3.6億円からとなっており、最初のオーナーへの納車は2021年末以降を予定していますが、現時点では明確な納車時期は公表されていないようです。

メルセデスベンツAMG One

一方のメルセデスAMG Oneのパワートレインは、排気量1.6L V型6気筒ターボチャージャーエンジン+電気モータを搭載したPHV(プラグインハイブリッド)を採用し、システム総出力は1,000ps超えとなっています。

オールEVだけでの走行であれば、フル充電の状態から約25km走行可能で(ガソリンの走行距離分はもちろん別)、これだけのハイパワーな出力を得ながらも20km超えのシステムを搭載するのはかなりの技術であると称賛されています。

パフォーマンスとしては0-200km/hの加速時間が6秒以下で、最高時速は350km/h以上となっていますが、この辺りについては正式な市販モデルが登場した際に多少の変更があるかもしれません。

価格帯としては約3億円からの販売となっていますが、もちろん即完売しています。

実はこれら2台をオーダーしている日本人オーナーも…

これらのモデルを合計すると総額約6.5億円以上となりますが、よくよく考えてみるとこれら2つのモデルに加えて、ケーニグセグ・ジェスコ/レゲーラも購入した日本人オーナーが元ZOZOTOWNの前澤友作 氏。

納車時期についてはまだまだ先だとは思いますが、現在彼が立ち上げているスーパーカープロジェクトでも恐らく登場すると思われ、何かしらのイベントにて直接拝見することができるかもしれませんね。

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Reference:JALOPNIK, CARSCOOPS