フロントが大破したフェラーリ「488スパイダー」を購入し見事復活させるキセキの物語。不足したパーツを全て取り寄せ、オーナー自身の修理で完全復活する軌跡を見ていこう【動画有】
~フロントが大破した「488スパイダー」を完全復活させるキセキの物語~
インターネットオークションサイトCopartにて、激安価格にて販売されていたフェラーリのV8ミドシップツインターボモデル「488スパイダー(488 Spider)」を落札した人物が登場。
落札された個体は、ご覧のとおりフロントエンドが完全に大破しているものの、幸いにして足回りやエンジンは全く損傷が無く、フロントバンパーやフード等を付け替えれば問題ないといったレベル。
ですが、パーツを取り換えるだけでも相当な費用が発生するため、中々こういった個体に手を付けるというのは勇気が入りますが、今回大ダメージを受けた「488スパイダー」を購入した(車屋の)オーナー自身が復活させる動画が公開されています。
損傷した個体を見てみると、バンパーが完全損傷していることはもちろん、ボディフレームもかなり深刻な状態になっています。
この状態にて購入したオーナーは、フロントの余分なパーツ類を全て取り除き、新しいフレーム類を全て溶接等で修理していきます。
~ただ単にパーツを取り寄せるだけでは何も前には進まない。取り寄せてからが本番だ!~
不足しているパーツ類はもちろん全て取り寄せていて、全く新しいブラケットやフード、バンパー、フェンダーも全て新しく装着可能に。
ただ、取り寄せたパーツ類は全て未塗装となるため、今回購入した個体のボディカラーに合うように、特別に塗料を取り寄せて配合し、自身の手で塗装していきます。
塗装作業は何日もかけて何層にも塗っていきます。
塗装が完了したら修理したフレームの上からパネル類を装着し、更に不足していたヘッドライトやグリル等も取り寄せ、全て装着していきます。
かなり良い感じに仕上がってきています。
~事故は外側だけでなく内側も~
今回のクラッシュによって、フロントガラスの張り替えはもちろんですが、インテリアも大きく損傷しています。
ステアリング等からエアバッグが展開されたため、あらゆるパーツの取替えが必要になるも、それらも全て取り寄せ、自身で全て取付けていきます。
~遂に「488スパイダー」が復活!その姿はまさに新車同様~
何日にも及ぶ修理作業が遂に終了し、あんなにグシャグシャだったフロントエンドが見事復活です。
もちろん自走も可能ですし、「488スパイダー」本来のパフォーマンスを発揮することも可能。
まさにキセキともいうべき「488スパイダー」復活までの流れを以下の動画にてチェックしていきましょう。
【REBUILDING A WRECKED FERRARI 488 FROM COPART PART 2】
【REBUILDING A WRECKED FERRARI 488 SPIDER FROM COPART】