マツダ・新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」のカタログを一部公開Part③。「i-ACTIVSENSE」にどういった安全装備が搭載されるのか見てみよう

2020-05-27

~まだどこも公開していないであろう新型「マツダ3」の安全装備内容を全て公開!~

さて、いよいよ5月24日(金)の発表・発売まで残り僅かとなったマツダの新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」。
正式名称は「アクセラ」ではなく、「マツダ3(Mazda3)」へと変更されますが、早速いつもお世話になっているマツダディーラにてカタログを頂きましたので、その一部をご紹介したいと思います。

既に新型「マツダ3」に関する情報は細かくお伝え済みなので省略(詳しくは一番下にある関連記事のまとめを参照ください)致しますが、今回は安全装備となる「i-ACTIVSENSE」はどういった装備内容なのか、その装備にはどういった効果があるのか全て確認していきましょう。

▽▼▽新型「マツダ3」カタログ関連記事▽▼▽


~早速「i-ACTIVSENSE」の装備内容を見ていこう~

新型「マツダ3」に装備される安全装備「i-ACTIVSENSE」ですが、何と16種類もの安全機能がほぼ標準装備されます。もちろん、グレードによって装備されない安全機能もありますが、他社メーカではメーカオプション扱いされるものが標準装備されるなど、非常に充実した内容になっていると思われます。

以下に、全車標準装備されるのか、どういったグレードに標準装備されるのかも記載しますので、早速その内容をチェックしていきましょう!

【新型「マツダ3」安全装備一覧Part①】
・スマート・ブレーキ・サポート(SBS)[全車標準装備]
[効果]レーダーセンサーおよびカメラ前方車、歩行者、自転車へ衝突可能性があると判断したとき、ディスプレイの表示と警告音でドライバーに衝突の危険性を知らせます。衝突を回避できないと判断すると、ブレーキ制御を行うことで衝突時の被害を軽減。ドライバーがブレーキペダルを踏んだ場合は、ブレーキが素早く確実にかかるようサポートします。
●対象が前方車:約4km/h以上
●対象が歩行者/自転車:約10km/h~約80km/h

・スマート・ブレーキ・サポート[後退時](SBS-R)[全車標準装備]
[効果]約2~8km/hで後退中に後方の障害物を超音波センサーが検知し、衝突を回避できないと判断したとき、ブレーキ制御によって衝突時の被害を軽減します。
■リヤパーキングセンサー(センター/コーナー/サイド):リヤバンパーの超音波センサーで近距離の静止物を検知し、警告音でドライバーに知らせます。

・AT誤発進抑制制御[前進時/後退時][AT全車標準装備]
[効果]徐行中(前進時:約15km/h以下、後退時:約10km/h以下)や停車時、カメラや超音波センサーが前方または後方に車両や壁などの障害物を検知しているにも関わらず、必要以上にアクセルペダルが踏み込まれたとき、表示および警報音と同時にエンジン出力を抑制。衝突を回避できないと判断したときは、ブレーキ制御を行うことで衝突時の被害を軽減します。

・スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物](SBS-RC)[全車標準装備]
[効果]SBS-RCは後退中に自車の左右や後方に接近してきた車両を検知。衝突を回避できないと判断したとき、ブレーキ制御を行うことで衝突時の被害を軽減します。

続いての安全装備内容を見ていきましょう。

【新型「マツダ3」安全装備一覧Part②】
・アダプティブLEDヘッドライト(ALH)[15S,15S Touringを除く全車標準装備]
[効果]夜間走行時に先行車や対向車の状況をクルマが判断。ヘッドランプの照射範囲や明るさを自動的に変化させるシステムです。
●グレアフリー(防眩)ハイビーム:約30km/h以上で先行車や対向車の状況に応じてハイビームの照射範囲を自動的にコントロール
●ワイド配光ロービーム:約40km/h以下で車両の左右側方を広く照射
●ハイウェイモード:約95km/h以上でより遠方を照射

360°ビューモニター[全車メーカーセットオプション]
[効果]車両の前後左右にある4つのカメラを活用し、センターディスプレイの標示や各種警報音で低速走行時や駐車時に車両周辺の確認を支援するシステムです。
●トップビュー/フロントビュー/フロントワイドビュー/サイドビュー/リヤビュー/リヤワイドビュー

ハイビーム・コントロールシステム(HBC)[15S, 15S Touring標準装備]
[効果]夜間走行時に先行車や対向車の状況をクルマが判断。ハイビーム・ロービームを自動的に切り替えるシステムです。
●ハイビーム:約30km/h以上で走行中に、前方に先行車や対向車がいないとき
●ロービーム:前方に先行車や対向車のランプ類を検知したとき/街灯が並んでいるエリアや、路面の明るい街中を走行しているとき/約20km/h未満で走行しているとき

前側方接近車両検知(FCTA)[15S, 15S Touringを除く全車]
[効果]交差点へ進入しているときに左右前方の死角から接近する車両を検知して、その接近状態に応じて表示を点灯させます。その状態で発進(約10km/h以下)すると表示が点滅。警報音とともにドライバーに危険を知らせます。

続いての安全装備内容を見ていきましょう。

【新型「マツダ3」安全装備一覧Part③】
・ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)[全車標準装備]
[効果]BSMは自車の後方から接近する車両の存在を知らせることにより、車線変更時の後方確認を支援するシステムです。約15km/h以上で前進しているときに後方からの接近車両を検知して、その接近状態に応じてドアミラー表示を点灯させます。その状態で点灯した側にウィンカー操作すると表示が点滅。警報音とともにドライバーに危険を知らせます。RCTAは駐車場などから後退するとき、左右後方に接近した車両を検知して、BSM接近表示灯の点滅と警報音でドライバーに危険を知らせます。
●検知エリア:自車の左右に隣接する車線で、自車のリヤドア後端から自車の後方約50mまで

・レーンキープ・アシスト・システム(LAS)[全車標準装備]
[効果]自車が車線から逸脱する可能性があると、ハンドル操作をアシストすることにより車線からの逸脱回避を支援するシステムです。約60km/h以上で走行中に車線の白線(黄線)を検知して、自車が車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、電動パワーステアリングを作動させてドライバーのハンドル操作をアシスト。同時にマルチインフォメーションディスプレイの表示でドライバーに知らせます。

・車線逸脱警報システム(LDWS)[全車標準装備]
[効果]自車が車線から逸脱する可能性があることを知らせるシステムです。60km/h以上での走行中にカメラが車線の白線(黄線)を検知。自車が車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、警報音とステアリングの振動でドライバーに知らせます。

・交通標識認識システム(TSR)[15S, 15S Touringを除く全車標準装備]
[効果]走行中にカメラやナビゲーションシステムが認識した交通標識を、アクティブ・ドライビング・ディスプレイメーターに表示することで、交通標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援するシステムです。表示した最高速度標識の速度を超過したときは、表示や警報音でドライバーに知らせます。

最後の安全装備内容を見ていきましょう。

【新型「マツダ3」安全装備一覧Part④】
・ドライバー・テンション・アラート(DAA)[全車標準装備]
[効果]ドライバーの疲労や注意力の低下を検知し、ドライバーに休憩を促すシステムです。車線内を約65km/h以上で走行しているとき、クルマがドライバーの疲労増加や注意力低下を推定。マルチインフォメーションディスプレイの表示と警報音でドライバーへ休憩を促します。

・マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車標準装備]
[効果]フロントレーダーセンサーが先行車を検知することで、アクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、設定した速度での定速走行や、車線距離を一定に保ちながら追従走行ができるシステムです。
●AT車:0km/h~高速域まで
●MT車:約30km/h~高速域まで

・ドライバー・モニタリング[全車メーカーセットオプション]
[効果]ドライバーの疲労や眠気を検知し、休憩を促すシステムです。5km/h以上で走行しているとき、ドライバーモニタリングカメラで顔の各部位の特徴点の変化を検出し、ドライバーの疲労や眠気を推定して、マルチインフォメーションディスプレイの表示および警報音でドライバーへ休憩を促します。
●警報パターン(注意):疲労や眠気を検出した場合
●警報パターン(警告):より強い疲労や眠気を検出した場合

・クルージング&トラフィック・サポート(CTS)[標準装備:PROACTIVE Touring Selection(20S, XD, X), L Package(20S, XD, X), Burgundy Selection(20S, XD, X)][メーカセットオプション:PROACTIVE(20S, XD, X)]
[効果]追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路などの渋滞時に運転疲労の軽減をサポートするシステムです。先行車との車間距離を一定に保つ追従走行に加え、車線を検知している場合はステアリングアシスト機能が車線に沿った走行をアシスト。車線を検知していない場合は、先行車の走行軌跡に沿った走行をアシストします。
●追従走行機能:AT車:0km/h~高速域まで、MT車:約30km/h~高速域まで
●ステアリングアシスト機能 AT車:約55km/h未満、MT車:約30~55km/h

☆★☆新型「マツダ3」関連記事3選はコチラ!☆★☆