フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型「タント/タント・カスタム」の公式カタログ・アクセサリカタログが公開!まずは公式カタログから【動画有】
~発表前に早くも公式カタログがリーク!~
さて、いよいよ7月9日(火)より正式発表・発売されるダイハツのフルモデルチェンジ版・新型「タント/タント・カスタム」ですが、正式発表前でありながら早くも公式カタログとアクセサリ(ディーラ)カタログが動画共有サイトYoutubeにてアップされています。
未だディーラには到着していないところも多いはずの公式カタログですが、恐らくダイハツ本社から近いディーラにて配布されたものではないかと推測。
今回は【公式カタログ】の中身をチェックしていきたいと思いますが、一体どのような内容となっているのでしょうか?
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~公式カタログの構成は意外にも簡易カタログと同じ~
早速カタログの中身をチェックしていきましょう。
ページをめくってみると、老若男女問わず新型「タント/タント・カスタム」が新時代のライフパートナーであることを示した内容となっていますね。
このページは、新型「タント/タント・カスタム」の簡易カタログと同じ内容となっています。
新機能「ミラクルウォークスルーパッケージ」
続いてのページはこんな感じ。
新型「タント」の大きな特徴でもある「ミラクルウォークスルーパッケージ」。
今回のフルモデルチェンジにより、世界初となる運転席を大きくスライド可能とし、後席と運転席をスムーズに移動できる「運転席ロングスライドシート(540mm/シートバックレバー付)」を採用。
降車することなく、運転席に座ったまま後席の子供の世話もできる便利機能となっています。
但し、この機能は「タント(グレード”X”/グレード”Xターボ”)」と「タント・カスタム(”カスタムX”/”カスタムRS”)」のみが標準装備となります。
続いてのページは、子供の乗降りも非常にしやすい低いサイドシルに設定し、フロントドアとリヤドア間をピラーレスにすることで、老若男女問わずスムーズに乗り降りが可能となります。
新機能「ウェルカムオープン機能」
そして、もう一つが軽初となるパワースライドドア「ウェルカムオープン機能」。
こちらは、降車時に予約をしておけば、両手がふさがっているときでも、クルマに近づくだけでドアが自動オープンするというモノですが、この機能は左側パワースライドドアが「タント(グレード”X”/グレード”Xターボ”)」と「タント・カスタム(”カスタムX”/”カスタムRS”)」が標準装備され、右側パワースライドドアが「タント・カスタム(”カスタムX”/”カスタムRS”)」が標準装備、「タント(グレード”X”/グレード”Xターボ”)」がメーカオプション扱いとなっています。
安全装備「次世代スマートアシスト」
続いてが新型モデルの「次世代スマートアシスト」について。
今回の現在の安全装備(スマートアシストⅢ)に加えて、更に9つの安全装備が追加されます。
標準装備されるものもありますが、中にはグレードによってメーカオプション扱いとなるものもあるのでご注意を!
【新型「タント/タント・カスタム」安全装備一覧】
[標準装備]
・衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
・車線逸脱警報機能
・誤発進抑制制御機能(前方・後方)
・先行車発進お知らせ機能
・オートハイビーム
・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
・【NEW】車線逸脱抑制制御機能:ステアリング操作をアシスト
・【NEW】ADB(アダプティブドライビングビーム)
・【NEW】標識認識機能(進入禁止)
・【NEW】ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
・【NEW】サイドビューランプ(フルLEDヘッドランプ)
[メーカオプション]
・【NEW】全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)[ターボX/カスタムRSのみ設定可能]
・【NEW】LKC(レーンキープコントロール)[ターボX/カスタムRSのみ設定可能]
・【NEW】スマートパノラマパーキングアシスト[X/Xターボ/カスタムX/カスタムRSのみ設定可能]
・[NEW]パノラマモニター[X/Xターボ/カスタムX/カスタムRSのみ設定可能]
こちらが各安全装備の詳細内容。
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)が、基本的にターボモデルのみに”メーカオプション扱い”となるのは残念なところ。
オプション費用としても、「スマートクルーズパック」と呼ばれるパッケージングオプションの一つとして搭載されているので、価格も”ターボX”が59,400円、”カスタムRS”が54,000円と中々に高額となっています。
ちなみに、スマートクルーズパックのパッケージング内訳内容は以下の通り。
○全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
○LKC(レーンキープコントロール)
○スマートクルーズ専用ディスプレイ
○ステアリングスイッチ(運転支援用)
○運転席シートリフター
○チルトステアリング
○ETCユニット
○革巻ステアリングホイール(メッキオーナメント/シルバー加飾付)
○ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付)
全車速追従機能付ACCとLKCの組み合わせによって、高速走行時の加減速サポート並びに車線の中央を安定して走行するサポート機能となっているため、長距離運転の多いドライバには必須アイテムと言えそうです。
こちらはスマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)。
既にご存知の方も多いとは思いますが、このパーキングアシストは自動にて駐車をアシストする機能ではあるものの、想像以上に時間がかかると言われています。
数秒程度ならまだしも、駐車場条件によっては1分以上かかるとのことなので、本当に駐車が苦手な方やご高齢の方にオススメのオプションとなっています。
なお、スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)も「スマートパノラマパーキングパック」と呼ばれるパッケージングオプションの一つとなり、新型「タント/タント・カスタム」のメーカオプションの中で最も高価なオプションとなっています。
対象グレードは、”Xターボ/X/カスタムRS/カスタムX”となります。
○スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
○フロントカメラ、サイドカメラ、バックカメラ
○6.2インチディスプレイオーディオ(USB端子1口付)
○ステアリングスイッチ(駐車支援用/オーディオ操作用)
○16cmリヤスピーカー
○ツィーター
○GPSアンテナ
○フルセグTVアンテナ
○後席モニター用ハーネス
○チルトステアリング
○ヒーテッドドアミラー
○サイドアンダーミラー(助手席)
装備内容が充実していることはもちろんですが、やはりスマートパノラマパーキングアシスト機能により、音声とモニターガイドに加えて駐車時のハンドル操作を自動でアシストするという機能は、バック駐車や縦列駐車を苦手とするユーザーにとっては重宝されるオプションだと思いますね。
ちなみに、このオプションの価格帯は対象グレード共通で70,200円と非常に高額。
もちろん、こうした自動駐車機能を行うためには、複数のカメラやアンテナ、スピーカーといった装備も必須となるわけですから、これだけの費用が発生するのは致し方ないところですね。
最新プラットフォーム「DNGA」
続いては新型「タント/タント・カスタム」より新しく採用されたプラットフォーム「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバール・アーキテクチャ)」。
トヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)のダイハツ版といったところで、フレーム間のつなぎ目を極力なくし、スポット溶接等で剛性を高め、且つ重心を更に低く、且つ軽量化に貢献する次世代プラットフォームとなります。
っとは言いながらも、ボディサイズとしては、現行モデルと比較して全長×全幅は一切変化しておらず、全高が2WDで1,755mm、4WDで1,775mmと若干変化したぐらいとなります。
新型「タント」のグレード別価格帯
続いては新型「タント」のグレード別価格帯について。
以下が新型「タント」のグレード別価格帯(現行比較込み)となります。
【新型「タント(ノーマル版)」グレード別価格帯一覧(8%税込)】
・エントリーグレード”L(スマートアシスト非装着)”[2WD]・・・1,220,400円
・エントリーグレード”L(スマートアシスト非装着)”[4WD]・・・1,344,600円・エントリーグレード”L”[2WD]・・・1,306,800円(現行比+約2.1万円)
・エントリーグレード”L”[4WD]・・・1,431,000円(現行比+約1.7万円)・中間グレード”X”[2WD]・・・1,463,400円(現行比+約4.3万円)
・中間グレード”X”[4WD]・・・1,587,600円(現行比+約4.3万円)・上位グレード”ターボX”[2WD]・・・1,560,600円(現行比+約5.9万円)
・上位グレード”ターボX”[4WD]・・・1,684,800円(現行比+約5.9万円)
現行モデルと比較して約1.7万円~約5.9万円の価格アップとなっていますね。
大きくはフルモデルチェンジによる新プラットフォームDNGAの採用と、安全装備の充実化が主かと思いますが、それでも10万円にも届かない程に価格を抑えているのには驚きましたね。
ちなみに、競合モデルとなるホンダ「N-BOX(ノーマル)」の価格帯は1,385,640円~1,880,280円となるため、全体的に見ても非常に購入しやすい価格帯ではないかと考えています。
あとは、ここからオプションを設定した際にどれだけ価格アップするかだと思いますが、安全装備となるメーカオプションは結構高額になると聞いているので、やはり最上位グレードともなれば190万円前後になるのではないかと考えています。
新型「タント・カスタム」のグレード別価格帯
続いては新型「タント・カスタム」のグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
以下が新型「タント・カスタム」のグレード別価格帯(現行比較込み)となります。
【新型「タント・カスタム」グレード別価格帯一覧(8%税込)】
・エントリーグレード”カスタムL”[2WD]・・・1,549,800円
・エントリーグレード”カスタムL”[4WD]・・・1,674,000円・中間グレード”カスタムX”[2WD]・・・1,668,600円
・中間グレード”カスタムX”[4WD]・・・1,792,800円・上位グレード”カスタムRS”[2WD]・・・1,749,600円
・上位グレード”カスタムRS”[4WD]・・・1,873,800円
現行モデルと比較して約4.3万円~約7.5万円の価格アップとなっていますね。
新型「タント」では、グレードが上がることでその価格差も広がっていましたが、新型「タント・カスタム」では、その反対でグレードが上がることに価格差が縮まっていることが確認できますね。
新型「タント」同様、大きくはフルモデルチェンジによる新プラットフォームDNGAの採用と、安全装備の充実化が主かと思いますが、現行「タント・カスタム」では装備されているものが、新型ではオプション扱いになったりで価格差を広げないようにしているのかもしれませんね。
ちなみに、競合モデルとなるホンダ「N-BOX Custom」の価格帯は1,698,840円~2,080,080円となるため、スタンダード仕様同様に全体的に見ても非常に購入しやすい価格帯ではないかと考えています。
新型「タント(福祉車両)」のグレード別価格帯(一部)
こちらは福祉車両モデルですね。
グレード別価格帯(一部抜粋)は以下の通り。
【新型「タント(福祉車両)」グレード別価格帯一覧(8%税込)】
[WELCOME TURN SEAT]
・エントリーグレード”L”[2WD]・・・1,390,000円
・上位グレード”X”[2WD]・・・1,535,000円
・上位グレード”X”[4WD]・・・1,650,000円 etc…
新型「タント/タント・カスタム」のボディカラー
最後はボディカラーもチェックしていきましょう。
スタンダードの「タント」はモノトーンが全9色にてラインナップされていますね。
【新型「タント/タント・カスタム」ボディカラー一覧】
[タント/モノトーン]
・[NEW]アイスグリーン
・[NEW]マスタードイエローマイカメタリック
・[NEW]レーザーブルークリスタルシャイン(有料色+27,000円)
・[NEW]シャイニングホワイトパール(有料色+27,000円)
・[NEW]ファイヤークォーツレッドメタリック
・[NEW]ブルーミングピンクメタリック
・ブラックマイカ
・ブライトシルバーメタリック
・ホワイト
一方が新型「タント・カスタム」のボディカラー。
モノトーンが全8色、2トーンが全3種類となっています。
ちなみに、2トーンカラーのほうは、モノトーンに比べて販売時期が2か月ほど遅れるそうなので、消費税10%となる10月までの納車には確実に間に合わないとのことです。
[タント・カスタム/モノトーン]
・[NEW]マスタードイエローマイカメタリック
・[NEW]シャイニングホワイトパール(有料色+27,000円)
・[NEW]パールブラック(有料色+27,000円)
・ファイアークォーツレッドメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン(有料色+27,000円)
・プラムブラウンクリスタルマイカ(有料色+27,000円)
・ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカ[タント・カスタム/2トーン]
・[ルーフ]ブラックマイカメタリック/[ボディ]シャイニングホワイトパール(有料色+75,600円)
・[ルーフ]ブラックマイカメタリック/[ボディ]レーザーブルークリスタルシャイン(有料色+75,600円)
・[ルーフ]ブラックマイカメタリック/[ボディ]ファイアークォーツレッドメタリック(有料色+75,600円)