フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型「タント/タント・カスタム」の実燃費ってどうなのよ?実は現行モデルよりも低燃費という衝撃の事実!

2020-05-27

~検討されてる方は必見!新型の燃費は意外にも良いぞ!~

さて、以前より定期的な更新を続けているフルモデルチェンジ版・ダイハツ新型「タント/タント・カスタム」の詳細情報について、これまで特別な機能や追加装備内容、一部の主要緒元、燃費、ボディカラー、オプション、概算価格、セールスさんの試乗感想そして新型「タント・カスタム」の画像、未だ明らかにされていない新技術等、細かい情報を展開しまとめてきましたが、今回はまたまたダイハツディーラのセールスさん情報から得られた実燃費についてご紹介していきたいと思います。

カタログ上に記載されている燃費と、実際に走行した際の燃費では、どうしてもその人の走り方によって乖離が見られるため、「実際に走った時の実燃費ってどうなのよ?」と疑問に思う方が非常に多いかと思います。

そこで今回は、ダイハツディーラのセールスさんが新型「タント/タント・カスタム」に試乗した際に実燃費をまとめて頂いたので、そちらの情報を展開していきたいと思います。
もし新型「タント/タント・カスタム」を検討されている方がいらっしゃいましたら、是非とも参考にしていただけたらと思います。

ちなみに、セールスさんの試乗感想記事は以下にてまとめております。

▽▼▽関連記事▽▼▽


~新型「タント/タント・カスタム」の燃費は悪そうに見えて実は悪くない?~

今回、セールスさんの特別な計らいによってご紹介させていただく実燃費情報ですが、実は新型のカタログ燃費って、現行モデルに比べて-2km/L以上悪化しているんですよね。

車体重量は30~40kg近く軽量化されているのに、エンジンとトランスミッションが全く新しくなったことで、燃料効率並びにエンジンレスポンスが大幅に向上したため、その分燃費を犠牲にする結果となりました。

ただ、ここで見られる燃費の数値というのはカタログ値であって、実際に公道を走行した際にどれだけ乖離があるのか、現行モデルよりも圧倒的に”悪くなっているのか”を考えてみると、むしろ実燃費は現行よりも新型の方が優れていることがわかりました(この情報はある意味重要かもしれない)。

一体なぜなのか?既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、早速確認してみましょう。

~まずは新型「タント/タント・カスタム」のカタログ(JC08モード&WLTC)燃費を見ていこう~

参考までに、新型「タント/タント・カスタム」のグレード別JC08モードの燃費と、より現実的なWLTCモードの燃費をまとめていますので、チェックしてみてください。

【新型「タント/タントカスタム」グレード別燃費(JC08モード/WLTCモード)
[タント2WD]
・エントリーグレード”L”(スマートアシスト非装着):27.2km/L / 21.2km/L
・エントリーグレード”L”:27.2km/L / 21.2km/L
・中間グレード”X”:27.2km/L / 21.2km/L
・上位グレード”ターボX”:25.2km/L / 20.0km/L

[タント4WD]
・エントリーグレード”L”(スマートアシスト非装着):25.4km/L / 20.4km/L
・エントリーグレード”L”:25.4km/L / 20.4km/L
・中間グレード”X”:25.4km/L / 20.4km/L
・上位グレード”ターボX”:23.8km/L / 18.8km/L

[タント・カスタム2WD]
・エントリーグレード”カスタムL”:27.2km/L / 21.2km/L
・中間グレード”カスタムX”:27.2km/L / 21.2km/L
・上位グレード”カスタムRS”:25.2km/L / 20.0km/L

[タント・カスタム4WD]
・エントリーグレード”カスタムL”:25.4km/L / 20.4km/L
・中間グレード”カスタムX”:25.4km/L / 20.4km/L
・上位グレード”カスタムRS”:23.8km/L / 18.8km/L

今回セールスさんが試乗したのは、前輪駆動(FF)系の自然吸気モデル”X/カスタムX”とターボモデルの”ターボX/カスタムRS”となっています。

いずれの燃費をチェックしてみると、最も現実的な公道走行を想定したWLTCモードだと、自然吸気系は21.2km/L(JC08:27.2km/L)ターボ系は20.0km/L(JC08:25.2km/L)で、双方そこまで大きな燃費差はありません。

新型モデルの実燃費はどうよ?

上のカタログ燃費の情報をもとに、実際にサーキットにて試乗してみたところ、サーキットだと急加速・急減速はもちろんのこと、何かと乱暴な運転をすることが多い為、どうしても燃費の悪い走りを行ってしまいます。

セールスさんは、試乗する際に燃費メータを必ずリセットしてサーキット走行を行ったとのことですが、急加速や急減速、際どいコーナリング走行を行った際の新型モデルの実燃費は自然吸気系が平均で11.5km/Lターボ系が平均で10.8km/Lだったとのこと。

その後、サーキットを数周回って高速道路(90km/h~100km/h)を想定するような安定した定速運転を行ったところ、自然吸気系が15.5km/Lで、ターボ系が14.0km/Lだったそうです。

現行モデルの実燃費はどうよ?

現行モデルにおいても、新型モデル同様に自然吸気系(JC08:28.0km/L)とターボ系(JC08:26.0km/L)にて同じ条件の走りを行ったとのことですが、自然吸気系の実燃費は平均で10.2km/Lターボ系が平均で9.2km/Lだったそうです。

この時点で、実燃費では新型モデルよりも悪くなっていることが明らかとなりましたが、安定した高速走行においても自然吸気系が14.1km/Lで、ターボ系が12.4km/Lと、これまた新型モデルよりも悪化していることがわかるかと思います。

~一概にカタログ燃費だけを見て良し悪しを判断するものではない?~

上の燃費データを改めて比較してみると・・・

[サーキット走行想定の実燃費]
自然吸気系:(新型)11.5km/L(現行)10.2km/L
ターボ系:(新型)10.8km/L(現行)9.2km/L

[高速道路走行想定の実燃費]
自然吸気系:(新型)15.5km/L(現行)14.1km/L
ターボ系:(新型)14.0km/L(現行)12.4km/L

新型の方が乱暴な走りであっても、高速道路を想定したような一定の高速走行においても低燃費であることが分かりますね。

これはおそらく、車体重量の軽量化に加えて、入力負荷の軽減や変速速度と燃費性能を向上させる新世代トランスミッションと、燃焼効率を向上させた最新エンジンによって、急加速であっても必要最小限の燃料消費に抑えることができているからかもしれませんね。

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