マツダ初の新型EV「MX-30」がイギリス市場にて2021年に販売へ!ファーストエディションは限定500台のみ、価格は約420万円から

2020-05-27

~ドイツ市場に続きイギリス市場でもファーストエディションの先行予約を受付けスタート!~

マツダ初のEVモデルとして発売される新型「MX-30」が、イギリス市場において2021年より発売スタートすることがわかり、加えて初回限定モデルとなるファーストエディションが約420万円から、EV関連の補助を受けた場合だと約370万円からにて販売されることが明らかになりました。
なおイギリス市場では、まずは初回限定モデルとなるファーストエディションのみ限定500台で先行予約を受け付けているそうです。

新型「MX-30」は、内燃機関を一切使用しない100%ピュアEV仕様で、35.5kWhのバッテリーパックを搭載することにより、最高出力143ps/最大トルク264Nmを発揮。
航続可能距離は、WLTCサイクルモードにて約200kmと非常に少なく、あくまでも街乗りレベルのシティEVという扱いになります。


~果たして新型「MX-30」は買いといえるのだろうか?~

こうしたスペックを踏まえて、明らかに割高に感じる「MX-30」ですが、果たしてイギリス市場にてファーストエディションが完売するのかが非常に気になるところ。
個人的な意見ではありますが、約400万円の高額なお金を支払ってピュアEVモデルを購入するのであれば、航続可能距離400km以上を達成するテスラ「モデル3」や日産「リーフ」を購入したほうが断然お得に感じるでしょうし、なによりも実用性の面で「MX-30」が優位に立てるポイントが少ないというのはちょっと残念なところ(つまり購入する理由が見当たらないのが正直なところ)。

確かにインテリアなどの質感は非常に高く、ゲージクラスターやインフォテイメントシステム、HVACコントロールディスプレイといった3つのディスプレイを搭載し、フローティングセンターコンソールにはコルクを使用したトレイが採用されるなど、デザイン性の面でも高く評価されるポイントは多いと思うのですが、それでも約420万円を支払うだけの価値があるのか?と問われるとちょっと疑問には残るところ。

ファーストエディションでは、セラミックメタリックやポリメタルグレーメタリックは無料カラーとして選択が可能で、3トーンセラミックメタリック(約13万円)もしくは2トーンソウルレッドクリスタルメタリック(約17万円)といったユニークなカラーも選択が可能となっています。

その他の標準装備内容としては、ヘッドアップディスプレイや運転席のみの8way式電動パワーシート、レーダークルーズコントロール、Apple CarPlay/Android Auto、ウォールボックス順電気なども全て装備されています。
今回はあくまでもファーストエディションのみの価格帯と装備内容を公開していますが、従来ラインナップされるグレードと価格帯については、2020年後半に発表される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS