スズキ新型「ハスラー/マツダ・フレアクロスオーバー」に早くもリコール!?安全装備の車線逸脱警報が上手く機能せず、保安基準に適合していない模様
~安全装備なのに安全に機能しない不具合~
スズキ・新型「ハスラー/マツダ・フレアクロスオーバー」の2車種・計3,093台にリコール。
リコール内容としては、車線逸脱警報装置において、車線逸脱抑制機能の制御プログラムが不適切なため、運転者が車線逸脱警報をOFFにすると車線逸脱抑制機能が作動している状態で車線を逸脱した場合に警報が作動せず、道路運送車両法の保安基準第11条(かじ取り装置の基準)に適合しないとしてリコールを発令しています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、独立行政法人自動車技術総合機構からの指摘により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ハスラー]
・4AA-MR52S/MR52S-100112~MR52S-104104/令和元年 12 月 26 日~令和 2 年 3 月 5 日/2,971台[マツダ・フレアクロスオーバー]
・4AA-MS52S/MS52S-100002~MS52S-100123/令和 2 年 1 月 29 日~令和 2 年 3 月 5 日/122台
リコール内容としては、全車両、車線逸脱抑制機能の制御プログラムを対策プログラムに書き換えるとともに、取扱説明書に記載のある車線逸脱警報の作動条件を訂正するリコール作業を実施するとのことです。
~ディーゼルエンジン関連の不具合により火災の恐れも~
続いてはBMW・アルピナ「D3/D3ツーリング/D4/XD3/D5」の5車種・計299台リコール。
リコール内容としては、ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、排気ガス冷却装置の耐久性が不十分であるため、冷却水が漏れるものがある。
そのため、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損すると、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを発令しています。
▽▼▽関連記事▽▼▽
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、他社からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][D3ビターボ]
・FDA-3P10/WAPDF3000GAP10220~WAPDF3000HAP10431/平成 27 年 10 月 29 日~平成 29 年 8 月 10 日/118台[D3ビターボツーリング]
・FDA-3P10/WAPDF3100GBP10121~WAPDF3100HBP10250/平成 27 年 10 月 29 日~平成 29 年 6 月 9 日/46台[D4ビターボ・クーペ]
・FDA-3P10/WAPDF3200FLP10095~WAPDF3200JZP10231/平成 27 年 8 月 3 日~平成 29 年 8 月 10 日/33台[XD3ビターボ]
・FDA-PP10/WAPDF2500FPP10473~WAPDF2500HPP10828/平成 27 年 10 月 29 日~平成 29 年 4 月 17 日/74[D5ターボ]
・FDA-MP20/WAPD53000FUP20269~WAPD53000GUP20301/平成 27 年 9 月 16 日~平成 28 年 8 月 1 日/28台
改善措置として、全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを対策品に交換するとのこと。
なお、当該モジュールに不具合がある場合にはインテークマニホールドを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。