マイナーチェンジ版・レクサス新型LMが2022年以降に日本市場にて販売との噂。マイルドハイブリッド搭載で次期アルファードとのパワートレインの差別化も【動画有】

日本市場専用の右ハンドル仕様が登場するようだ

2019年末に台湾市場、2020年初め頃に中国市場にて発表・発売スタートしたトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)のプラットフォームをベースにした、レクサスのフラッグシップミニバンLMですが、このモデルがマイナーチェンジされるであろう2022年以降に、日本市場にて導入されるとの噂が浮上しています。

自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、フラッグシップショーファーカーや愛人需要として導入された新型グランエース(Gran Ace)の販売に注力した後、マイナーチェンジ版・新型LMを日本市場に合わせてボディサイズの拡大やデザイン性の向上(現行LMは中国市場向けにデザインを調整している可能性が高い)、更には装備内容の充実化が図られる可能性が高いとのこと。

既に日本市場では、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア(VELLFIRE)をベースに、フロント・リヤバンパーをレクサスLM仕様に移植した”なんちゃってLM”が流通していて、少なからず一部のファン・ユーザーからの需要があることは間違いなく、市販化に向けて粛々と開発が進められているそうです。

▽▼▽関連記事▽▼▽


パワートレインも、コスト面やパフォーマンス向上のためにマイルドハイブリッドシステムを搭載?

気になるパワートレインについては、中国・台湾市場向けにてラインアップされる排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせハイブリッドシステムや、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンモデルではなく、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+シングルモーターを組み合わせた新開発マイルドハイブリッドシステムが導入されるとのこと。

デュアルモーター式のハイブリッドシステムを導入するとなると、車体重量が更に重くなってしまうことや、構造が複雑な上にコストが大幅にかかってしまうといった問題が重なるため、日本市場向けには台湾市場や中国市場よりも更にコストダウンを図る一台になるのではないか?との見方もあるようです。

ちなみに2022年以降に登場予定となっている、フルモデルチェンジ版・新型アルファードでは、以下のパワートレインが設定される予定とのことですが、マイナーチェンジ版・新型LMは先述のマイルドハイブリッドの1択のみということに。

[次期アルファード]
◇排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン
◇排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+2モーター式のハイブリッド
◇排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン

なおプラットフォームは、次期アルファード/ノア(New Noah)などに採用される新世代TNGAが採用される予定で、薄く成形された燃料タンクが床下に置かれて、低くフラットなフロアを成形することに、ミニバン独自の広くてフラットな”ラウンジ”のような空間、そして広いラゲッジスペースを提供する一台に仕上げられるとのこと。

新型LM注目の車内レイアウトはどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!