えっ?カーメディアが「狼がいっぱい??速そうに見えなくて実は速いクルマ5選」を公開。どれも見た目から速そうで、全く”羊の皮”を被っていない件

2020-05-27

~てっきり低排気量エンジン搭載のコンパクトカーを紹介するのかと思いきや、V8エンジンとEVの本気仕様だった~

さて、自動車情報誌ベストカーが「狼がいっぱい??速そうに見えなくて実は速いクルマ 5選」という何とも興味深い記事を公開。
内容としては、その名の通りパッと見ではフェラーリやランボルギーニ等のように速そうな外観には見えず、しかしフタを開けてみたら大排気量エンジンを搭載していてとんでもなく速いという”羊の皮をかぶった狼”に例えたクルマたちを紹介しているわけですが、そのモデル全てがパッと見でも十分に速そうで全くギャップの無いものばかりだったので紹介していきます。


~世間的にはメーカーを聞くだけでも”速い”というイメージを持つと思う~

実際にどういったモデルがピックアップされているのかを見ていくと、以下の通り。

・レクサス「GS F」・・・0-100km/h加速時間 4.6秒
・アウディ「RS5スポーツバック」・・・0-100km/h加速時間 3.9秒
・メルセデスベンツ「AMG C63 S」・・・0-100km/h加速時間 3.9秒
・BMW「M5コンペティション」・・・0-100km/h加速時間 3.3秒
・テスラ「モデルSパフォーマンス」・・・0-100km/h加速時間 2.6秒

既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、上のモデル全てはハイパフォーマンスグレードで、その内のテスラ「モデルS」に関しては、エンジン搭載モデルではなく100%電気自動車(ピュアEV)なので、ちょっと納得し難い内容になっていますね。

例外として、テスラ「モデルSパフォーマンス」のようにグリルを設けないモデルともなれば、確かに速そうに見えないかもしれませんが、意外にも「テスラ=速くて高そうなクルマ」というイメージも定着していたりするので、今回のタイトルにマッチしているか?と言われるとちょっと微妙なのかもしれません。

あと、ベストカーが考える「速そうに見えなくて実は速い」というのは、加速性能のことを指しているのか、それとも体感的な部分を指しているのかははっきり示されていないため、このあたりの定義はもう少ししっかり持ってほしいところです。

~それじゃあ、速そうに見えなくて実は速いと思うクルマってどんなのがあるの?~

ちなみに、個人的に考える「速そうに見えなくて実は速いクルマ」はダントツでアルファロメオ「ミト」。
その愛嬌のあるフロントマスクの中には、排気量1.4L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、しかも走行モードによってエキゾーストのふけ上がりも異なりますし、何よりも足回りが俊敏でとにかくクイック。
車体重量が1,080kg~ととても軽いので、加速もドッカンと突き出す感じでアグレッシブなので、このモデルほど外観と中身がマッチしない最高のギャップを持ったモデルは居ないだろうなぁと思うほど。

しかも「ミトGTA」ともなると、後席が完全に排除されていて最高出力も240psまで向上しているので、0-100km/hの加速時間は5秒台と驚異的なパフォーマンスを発揮します。

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Reference:ベストカー