2022年に登場予定のレクサス新型フラッグシップSUV「LQ」が600馬力以上発揮との噂が浮上。更に「LS」と同じFRプラットフォームを共有するとの情報も

2020-05-27

~そろそろレクサス最速SUVのスペックが明らかになってくる?~

レクサスが2018年にデトロイトモーターショーにて発表した「LF-1 Limitless」をベースに、新たなフラッグシップモデルとしてラインナップされるであろう「LQ」が、2018年5月にアメリカ特許庁に商標出願していましたが、どうやらこのモデルに関するスペック内容や価格帯の噂が新たに浮上しているとのこと。

海外の自動車ニュースサイトCar and Driverのレポートによると、現在レクサスがラインナップするラグジュアリー志向のフラッグシップSUV「LX」とは異なり、スポーツ志向の一台として「LQ」が登場する予定で、更にはフラッグシップセダン「LS」と同じFRプラットフォームを共有するそうです。


~エンジン構成はV8ツインターボとV6ハイブリッドの2種類?~

搭載されるエンジンについてですが、「LQ F」と呼ばれる最上位グレードについては、排気量は不明ながらもV型8気筒ツインターボエンジンを搭載することで最高出力600hp以上を発揮し、エントリーグレードになるとV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用することで、システム総出力416hpを発揮するとのこと。

結構具体的なスペックを公開してきているCar and Driverですが、発売時期としては2022年が濃厚とのことで、2021年にワールドプレミアされたり、デビューするといった情報は無いそうです。
そしてライバルモデルとしては、メルセデスベンツ「AMG GLS63」やアウディ「RS Q8」といったハイパフォーマンスSUVが対象になってくるとのことで、一体どれだけのサイズ感を持ち、どれだけの価格帯になってくるのかが気になるところですね。

~価格帯は思ったほどに高額ではない?~

なおその気になる価格帯についてですが、今のところエントリーグレードで約860万円からとなり、上位グレードで約1,070万円からの販売になるのでは?とのことですが、先にも記載した「LQ F」と呼ばれるハイパフォーマンスグレードを含んでの価格帯なのかどうかは明らかになっていないため、もしかすると「LQ F」に関しては更にとんでもない価格帯を設定してくるかもしれません。

ちなみに、過去にオートモーティブニュースのインタビューにおいても、北米レクサスブランドディーラ評議会議長のポール・ラロシェル氏によれば、「LQ」はキャデラック「エスカレード」のような高級大型SUVを競合とするようなモデルであることを望んでいるそうで、顧客もそういったモデルを期待しているとのこと。
道幅も広い北米市場では、全長や車幅が圧倒的にビッグサイズのSUVモデルが人気だそうで、「LX」よりも更に大型となるモデルが求められているそうです。

しかも同氏によれば、北米市場ではフラッグシップSUV「LX」はあまりにも古過ぎるとして、このモデルよりも更に大型化し、全く新しいデザイン性や先進性、そしてレクサスのラインナップモデルを追加することで(選択肢をもっと広げていくことを目的に)、北米市場を更に盛り上げることができるとコメント。

なお、過去に海外の自動車ニュースサイトAutomotive Newsと同氏とのやり取りにて、レクサスのSUVラインナップは、他の競合メーカとなるBMW/メルセデスベンツ/アウディよりもかなり遅れているとのことで、より競争力の高いモデルとしては少なくとも7人乗り~8人乗りの新たなサイズのクロスオーバー/SUVを追加する予定であると説明しています。

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Reference:motor1.com