米調査にて”最も盗難被害の多かった車両ランキング”はホンダ「シビック/アコード」がダントツ!その他トヨタや日産も…そして2018年には42.2秒に1台盗難被害が発生している模様

2020-05-27

~アメリカに関わらず日本でも盗難の対象となるかもしれない~

アメリカの保険業界向け非営利会員組織であるNational Insurance Crime Bureauの調査にて、2018年に最も盗難被害の多かった車両ランキング10が公開されています。
同グループによると、2018年は748,841台の車両が盗難被害を受けており、これを時間に換算すると42.2秒に1台というペースで車両が盗まれているとのことですが、実はこれでも2017年の盗難件数に比べて3%減少しているそうです。


~どういったモデルが盗難被害を受けているか見てみよう~

そしてその中で最も盗難被害を受けている車両トップ10が以下の通りとなるのですが、何と圧倒的1位だったのがホンダ「シビック」で、2位に差を付けての38,426台の盗難被害があったそうです。

1位:ホンダ「シビック」・・・38,426台
2位:ホンダ「アコード」・・・36,815台
3位:フォード・ピックアップトラックモデル:36,355台
4位:シボレー・ピックアップトラックモデル:31,566台
5位:トヨタ「カムリ」:16,906台
6位:日産「アルティマ」:13,284台
7位:トヨタ「カローラ」:12,388台
8位:GMC・ピックアップトラックモデル:11,708台
9位:ダッジ・ピックアップトラックモデル:11,226台
10位:ジープ「チェロキー/グランドチェロキー」:9,818台

上の通り、1位と2位がホンダ車独占となり、5位~7位はトヨタ車と国産車がランクインしていますが、それ以外はほとんどがピックアップトラックモデルとなっていることから、国産車はもちろんのこと、ピックアップトラックの盗難被害も今後更に拡大する可能性が高そうです(反対に欧州車が全くランクインしていないのが驚き)。

~他人事ではなく、常に危険意識を持ってしっかりとロックの確認を!~

なお、これは当たり前のことではありますが、NICBは車両の盗難被害がこれ以上発生しないように、しっかりとドアの窓を閉めることやドアロックをすること、そして車内にキーを置きっぱなししないように注意を呼びかけています。

こうした物騒なことが多く発生していますが、アメリカでは今もなおキーロックせずに車から離れるケースが非常に多いとのことで、「自分も盗難被害を受けるかもしれない」といった危険意識を持つことが重要となりますね。

ちなみに、2018年モデル限定で最も盗難被害を受けた車両トップ10は以下の通り。

1位:GMC・ピックアップトラックモデル:1,170台
2位:フォード・ピックアップトラックモデル:1,017台
3位:トヨタ「カムリ」:976台
4位:日産「アルティマ」:912台
5位:シボレー・ピックアップトラックモデル:790台
6位:現代自動車(ヒュンダイ)「エラントラ」:775台
7位:フォード「トランシット」:723台
8位:ダッジ「チャージャー」:719台
9位:トヨタ「カローラ」:699台
10位:シボレー「マリブ」:698台

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Reference:CARSCOOPS