【2020年最新版】コンシューマーレポートが選ぶベストカー・ランキング33が公開。トップはポルシェで、その後ジェネシスやスバルも上位にランクイン、反対に低い評価を受けたのは?
~年々厳しく評価されているであろうCRでトップを獲ったのは?~
毎年お馴染みのコンシューマー・レポート(Consumer Reports)が、2020年最新のベストカーランキングを発表。
このランキングでは、各自動車メーカーが以下の評価を行うことにより、平均スコアで最も高かったブランドを選定するというもの。
その評価においては、少なくとも2種類のモデルを評価する必要があり、ロードテストや信頼性、顧客満足度、安全性の4つの要素を主眼として見ています。
評価内容は以下の通り。
- ロードテストのスコアは、CRが購入した車両のスコアであり、50以上のテストを実施
- 信頼性予測においては、17のトラブル領域においてCRメンバーによって報告された問題をベースにしている
- 調査対象のCRメンバーからの顧客満足度において、ドライバーが同じ車を再度購入する必要がある場合に、同じ車(もしくは同じメーカーの車)を購入するかどうかを反映
- 安全性においては、衝突試験の結果とモデルに標準装備されている実証済の高度な安全性能に対して付与される追加ポイントで評価
~やはりポルシェの総合評価は非常に高かった~
なお、上の評価を行った上で、トータルスコアが最も高かったブランドがポルシェの86ポイント。
次いで2位が韓国・ジェネシスの84ポイント、3位がスバルの81ポイントとなりますが、品質調査においてもレクサスを凌いで1位に輝いたジェネシスとしては、今後の発展が期待できる結果だったのではないかと思います。
3位にランクインしたスバルですが、すべてのモデルが高評価だったというわけではなく、特に「WRXセダン」の信頼性は平均値以下だったそうです(具体的にどのように低いのかは不明)。
反対に、フィアットや三菱、ジープ、ランドローバー、キャデラック、ジャガー、アルファロメオといったブランドはトータルスコアが非常に小さかったのですが、モデル単体で見た時に評価が唯一高かったのがジープ「グランドチェロキー」だけだったそうです。
なおコンシューマー・レポートCEOであるマルタ・テラード(Marta Tellado)氏によれば、「昨年同様に安全性は常に標準装備されるべきものであり、手に入れることができる人だけに与えられる贅沢ではあってはいけない」とコメント。
加えて同氏は、「自動緊急ブレーキは事故を減らし、人命を救うことが証明されている。我々はすべての新車に標準されるべきものと考えている。現在、バックモニターがそうであるように」と語っています。
【メーカー別のトータルスコアランキング一覧】
- ポルシェ・・・86点
- ジェネシス・・・84点
- スバル・・・81点
- マツダ・・・79点
- レクサス・・・77点
- アウディ・・・77点
- 現代自動車(ヒュンダイ)・・・75点
- BMW・・・75点
- 起亜(Kia)・・・74点
- ミニ(MINI)・・・74点
- テスラ・・・73点
- トヨタ・・・73点
- リンカーン・・・73点
- インフィニティ・・・73点
- ホンダ・・・72点
- フォルクスワーゲン・・・70点
- 日産・・・70点
- クライスラー・・・69点
- ビュイック・・・69点
- メルセデスベンツ・・・68点
- ダッジ・・・68点
- ボルボ・・・67点
- フォード・・・66点
- アキュラ・・・66点
- シボレー・・・61点
- GMC・・・59点
- アルファロメオ・・・59点
- ジャガー・・・57点
- キャデラック・・・57点
- ランドローバー・・・50点
- ジープ・・・49点
- 三菱・・・46点
- フィアット・・・43点
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Reference:ConsumerReports