えっ、また?メルセデスベンツ「Gクラス/AMG G63」にリコール2連発。2週間前の2連発も含めリコール計4連発、最悪の場合燃料漏れの恐れアリ

2020-05-27

~まさか「Gクラス」に別のリコール2連発が発生するとは~

さて、メルセデスベンツ「AMG G63」1車種・計1,051台にリコール。

「Gクラス」といえば、4月頭にもリコール2連発が発令され、いずれもエンジン関連の不具合となっていますが、今回もエンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、高回転域の高負荷時に失火が発生することがあるとのこと。
そのため、シリンダの燃焼を休止させるとともにエンジン警告灯(MIL)が点灯し、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがあるとしてリコールを発令しています。

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対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[AMG G63]
・ABA-463276/WDB4632761X298697~WDB4632761X314001/平成30 年 8 月 6 日~令和元年 5 月 23 日/807台(左ハンドル)

・ABA-463276/WDB4632762X290588~WDB4632762X314006/平成30 年 4 月 21 日~平成31 年 3 月 22 日/244台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。


~最悪の場合、燃料漏れが発生する恐れも~

続いても、メルセデスベンツ「G550/AMG G63」の2車種・計186台にリコール。

リコールの内容としては、燃料パイプにおいて、AP(ポリアクリレート)コーティングが不十分なため、フランジ加工の際に亀裂が生じているものがあるとのこと。
そのため、燃料パイプの接続部から燃料が漏れるおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[G550]
・ABA-463260/WDB4632601X303582~WDB4632601X309174/平成30 年 11 月 28 日~平成31 年 3 月 11 日/68台(左ハンドル)

[AMG G63]
・ABA-463276/WDB4632761X303580~WDB4632761X309138/平成30 年 11 月 28 日~平成31 年 3 月 11 日/89台(左ハンドル)

・ABA-463276/WDB4632762X306049~WDB4632762X309205/平成30 年 11 月 28 日~平成31 年 2 月 7 日/29台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、燃料パイプの接続部を点検し、滲みや漏れがある場合は燃料パイプを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②