日本市場向けのランボルギーニ「アヴェンタドールS」や三菱の新型「デリカD:5」にリコール!「アヴェンタドールS」はアイドリング時にエンストする恐れアリ
~そもそも日本市場に「アヴェンタドールS」が365台も出荷されていたことが驚き~
アウディジャパン株式会社が、ランボルギーニのフェイスリフトモデル「アヴェンタドールS LP740-4(Lamborghini Aventador S LP740-4)」の1車種・365台を対象にリコールの届け出を行っていたことが明らかとなりました。
リコール内容としては、燃料噴射を制御するエンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、アイドリング状態で停車時にエンジン最小回転数を維持出来ないことがあるとのこと。そのため、エンジンストール(エンスト)が発生するおそれがあるとして、交差点での信号待ちや渋滞時には厄介なトラブルになりそうですね。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、イタリア本社からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][アヴェンタドールS LP740-4]
・ABA47L539/ZHWEG4ZD6HLA05920~ZHWEG4ZD1KLA08991/平成29年5月10日 ~ 令和元年9月13日/365台
改善措置としては、全車両、エンジンコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに変更するリコール作業を実施するとのことです。
~テールゲートが保持できない恐れアリ~
続いては、三菱のビッグマイナーチェンジ版・新型「デリカD:5(Mitsubishi Delica D:5)」の1車種・5,608台にリコール。
リコール内容としては、テールゲートのガス封入式スプリングにおいて、ロッドのメッキ処理時の温度管理が不適切なため、メッキ部分に微小亀裂が発生しているものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると封入されたガスがメッキの微小亀裂部分から漏れ、ガススプリングの反力が低下し、最悪の場合、テールゲートが保持できなくなるおそれがあるとしてリコールを発令しています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に170件発生しているとのことで、更に市場からの情報により明らかになっているとのことです。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][デリカD:5]
・3DA-CV1W/CV1W-2102492~CV1W-2108720/平成31年2月8日~平成31年4月15日/5,608台・3DA-CV1W/CV1W-2101254~CV1W-2110258/平成31年3月5日~令和元年6月5日/2台
改善措置としては、全車両、当該ガススプリングのロット番号を確認し、対象のものは良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。