何コレ凄い!約30年間愛用してきたスズキ「ジムニー」をオフロードマシンからスノーモービルに魔改造!しかも四輪駆動もそのままで公道走行も可能に【動画有】

2020-05-27

~海外のジムニー愛は色んな意味でぶっ飛んでいる~

以前、インド市場をメインに販売を手掛けるマルチ・スズキのラインナップモデル「ジプシー(日本名:ジムニー)」と「オムニ(日本名:エブリィ)」を組み合わせた魔改造モデル「ジムニ・バトルバン」が登場しましたが、今回新たに「ジムニー」を使った魔改造モデルが登場しています。

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今回登場している個体は、オーナーが約30年間オフロード走行などで愛用してきた「ジムニー」をほとんど使用しなくなってしまったため、現在趣味に没頭しているウィンタースポーツ用としてスノーモービル(ある意味雪上のオフロードマシン)に魔改造したとのこと。


~「ジムニー」の特性を活かした雪上のオフロードマシン~

オーナーの情報によると、「ジムニー」をベースにドライブトレインに大幅な変更を加えるため、四輪全てを巨大なタンクトラックに置き換え、更には車両の機動性を高めるためにチェーンを装備。
これにより、可能な限りチェーンでの四輪グリップ走行が可能となり、雪道での活用だけでなく公道でもある程度使用することができるため実用性も高いとのこと。

一応名目上はスノーモービルという形になっているそうですが、オーナーの変態的な拘りと魔改造に対する姿勢には尊敬するものがあり、しかもここからエンジンも改良を加えていく可能性があるとして、まだまだ自身の「ジムニー」に対する愛情の注ぎ込みが足りていないとのこと。

現在このモデルに搭載されるパワートレインは、排気量1.3L 直列4気筒ガソリンエンジンはそのままに、最高出力80ps/最大トルク113Nmを発揮(トランスミッションは5速MT/四輪駆動)しますが、一体ここからどれだけパワーアップするのかとても注目したいところです。

~車両ベースのスノーモービルと言えば日産「フェアレディZ」も忘れてはいけない!~

2018年2月に開催されたアメリカ・シカゴオートショーにて、日産のスポーツクーペモデル「フェアレディZ」のコンセプトモデル「370Zki(370スキー)コンセプト」が登場したのをご存じでしょうか?
このコンセプトモデルは、2018年モデルの「フェアレディZ(370Z)」をベースにしたスノーモービル仕様で、おまけにルーフがオープンタイプのロードスター仕様というかなり過激な内容となっています。

実は足回りの調整が十分に施されていない?

足回りについては、カスタムリフトキットが装備され、車高を3インチ程リフトアップすることが可能に。

更にはリヤスプリングのカスタムマウントが追加され、3インチのホイールスペーサがハブにボルト止めされていて、厳密な足回りの調整がされていないのか、段差を乗り越える際にステアリングを全切りしてしまうと、ボディと接触する恐れがあるようです。

まだまだ足回りの調整は必須となってきますが、雪上走行をもっと楽しむために、エンジンとトランスミッションのカスタムマウントも行っていて、アイスチャンクやその他のパーツが重要なアンダーカー部品に損傷を与えないようにカスタムスキッドプレートを装着。

なお、エンジンについては、排気量3.7L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力332hp、最大トルク365Nmを発揮。
トランスミッションは7速ATが設定されています。

ただ残念なことに、こちらの「370Zkiコンセプト」は市販化される予定はないとのことで、あくまでもモーターショー専用のユニークなコンセプトモデルとして登場するのみで、それ以降は一切公には登場していません。

【Nissan Modified a 370Z Roadster into a Snowmobile | Nissan 370zki】

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Reference:IndianAutosBlog