テスラ最強のEVハイパーカー「ロードスターⅡ」が2020年に製造されないことが判明。イーロン・マスクCEO「早くとも2022年に登場になるだろう」

2020-05-27

~期待されていた新型「ロードスターⅡ」は2022年以降に延期へ~

テスラが発表した第二世代EVハイパーカーの「ロードスターⅡ(Tesla RoadsterⅡ)」。
2+2シーターのオープンスタイルでありながら、0-100km/hの加速時間は1.9秒、最高時速は402km/hと驚異的な加速力を発揮し、更に航続可能距離は約1,000kmという実用性も兼ね備えた革命的な一台となっています。

価格帯としては約2,300万円と予想外にリーズナブルで、スペックだけを見たらブガッティ「シロン(Bugatti Chiron)」やランボルギーニ「シアン(Lamborghini Sian)」、そして「ラ・フェラーリ・アペルタ(La Ferrari Aperta)」をも圧倒するレベルとなっています。

そんな期待大の「ロードスターⅡ」が、当初2020年より生産スタートとなる予定だったにも関わらず、どうやら2022年以降に登場することが濃厚になったそうです。


~現在は優先すべき項目があり過ぎて、「ロードスター」は優先すべきモデルではない~

5月7日のポッドキャストインタビューにて、ゲストであるテスラCEOのイーロン・マスク氏によれば、現在ラインナップ中の4ドアEVセダン「モデルS(Model S)」の改良モデルが2020年に優先的にリリースされる予定で、「ロードスターⅡ」を先行予約している方々には、もう少しだけ我慢していただく必要があると説明。

具体的な日程については明らかにしていないものの、「ロードスターⅡ」の販売よりも、新型SUV「モデルY(Model Y)」の生産の立ち上げのためにベルリンにて組立工場を建設する方が優先的であると回答。
「ロードスターは食べ物でいえば”デザート”のようなものなので、その前の前菜やメイン料理を先に済まさなければいけない」と独特の例えも付け足しています。

もちろん、テスラといえば新型「サイバートラック(Cybertruck)」も準備されていて、こちらについては2021年後半ごろに登場予定なのですが、やはりこちらも最優先事項に含まれているとのことで「ロードスターⅡ」は必然的に2022年以降に後倒しになるようです。

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Reference:CARSCOOPS