スズキ新型「ジムニー」を1年以上所有してのメリット・デメリットを挙げてみよう。週末キャンプには十分だが長旅には全然向かない【動画有】

2020-05-27

~ぶっちゃけデメリットは多いけど、それが「ジムニー」の良いところだったりする~

海外のYoutubeチャンネルRoam Overlandingが、自身でカスタムしたスズキ新型「ジムニー・シエラ(Suzuki New Jimny Sierra)」を1年以上所有してのメリット・デメリットを公開しています。

新世代オフロード四輪クロカンモデルとして、日本市場だけでなく欧州市場でも高い人気を得ている新型「ジムニー」ですが、やはりこのモデルを所有していると気になるポイントがたくさん出てきているようで、特に長旅をする際には大きなデメリットもたくさん出てきているようです。

一体どういったメリット・デメリットがあるのか、早速チェックしていきましょう。


~週末キャンプには十分だが、正直長旅にはほとんど向いていない~

まずは「ジムニー」の積載能力についてですが、週末キャンプなどで利用する分には全く問題は無く、ルーフレールとルーフキャリアがあれば荷物はルーフカバーに収納ができるので場所も取りません。

しかし、これが1週間以上の中~長期的な長旅になってくると、その分荷物も多くなるため、それだけの積載能力を備えていないため、どうしてもスペース不足が顕著に表れてくるとのこと(おまけに車中泊も厳しい)。
※あくまでもRoam Overlandingの主観的な印象がほとんどなので、人によっては感覚が異なるかもしれません。

そういった意味では、「ジムニー」のトランク容量やルーフスペースの面積は、メルセデスベンツ「Gクラス(Mercedes-Benz G-CLass)」やジープ「ラングラー(Jeep Wrangler)」とは大きく異なってくるところではないかと思います。

~燃料タンクが小さすぎて全然走らねぇ!~

続いては燃料タンク。
オフロードモデルで、ちょっとした長旅にも活用できる「ジムニー」ですが、実は燃料タンクは僅か40Lしかなく、燃費もWLTCモードで13.6km/L~15.0km/Lしかないので、最大航続可能距離は600km以下となってしまいます。
なのでこまめな給油が必要となり、かなり億劫になるとのこと。

おまけにパワートレインも排気量1.5L 直列4気筒エンジンで非力さを感じるとのことで、足回りはどんなにフレキシブルであっても、いざというときのトルクフルな走りは期待できないのがツライポイントだそうです。

~乗り心地が悪い~

その他にも乗り心地については評価は高くなく、従来の乗用車に比べてオフロードをメインとしたラダーフレーム構造を採用しているため、どうしても走行時の振動や突き上げ感は気になるのは致し方ないところ。

~それでも「ジムニー」はやっぱり良いクルマ~

良いポイントはしっかりと磨きをかければ強くなりますし、気になるポイントはある程度割り切っているところでもあるので、その辺りをしっかりと理解して購入している人も多いと思います(特にコアなジムニーファンは)。
そういった点も含めて「ジムニー」はゆるぎないコンセプトを確立していることから、幅広い層からも長年愛されているのではないかと思います。

【New Suzuki Jimny 1 Year Later! Is it Still for me?? [Honest Review] ROAM】

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Reference:motor1.com