【インテリア編】マイナーチェンジ版・日産の新型キックスの車内を見ていこう。コンパクトSUVながらもそこまで窮屈ではなさそう?【動画有】
ある意味新型キックスは日産の社運がかかった一台でもある
2020年5月28日、日産が中期経営計画を発表し、その後のクロージングムービーにて今後18か月以内に導入する新型車12車種の特別なティーザーを公開しましたが、その12車種の中に含まれるのがマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)となります。
もし上の関連記事だけでなく、以下のティーザー動画も見られていない方は是非ともチェックしてみてください!
久々に日産からワクワクするような動画が配信され、これら12車種が今後1年半以内に登場することが今でも信じられません。
【【企業】#NissanNext A to Z】
インテリアの前にフロントフードのインプレッションも
インテリアのインプレッションをする前に、前回のエクステリア編にてご紹介できなかったフロントボンネットを見ていきましょう。
新型キックスでは、上の赤丸の通り残念ながらボンネット支柱が油圧式ダンパーではなく、つっかえ棒(別名:エンジンフードサポートロッド/ボンネット支持棒など…)が採用されています。
日本市場では約280万円ほどにて販売される個体ですが、個人的には油圧式ダンパーを採用してほしかったところ。
やはり電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド、プロパイロットシステムを標準装備していることも影響してなのか、このあたりのコストカットは致し方なかったのかもしれませんね。
ちなみに6月17日に発表・発売されるトヨタ新型ハリアーのフロントボンネットもつっかえ棒式となります。
車内は落ち着いたデザインながらも先進性には欠ける?
そしてここからようやくインテリア。
まずはコックピット部分を見ていきましょう。
日本市場同様に右ハンドル仕様で、何とステアリング形状はスポーティなフラットボトムタイプを採用していますね。
シートカラーを見るからにオールブラック仕様なので、オレンジタンとブラックを使用した最上位グレードではないにしても、シックで良い感じの雰囲気を出しているのではないかと思います。
ちなみにタイ市場では最大8インチのディスプレイオーディオを採用しますが、日本市場では9インチのナビゲーションディスプレイをディーラーオプションにて準備しています。
シートの乗り心地などはどうだ?
ジャーナリストさんが座ってみるとこんな感じ。
男性ジャーナリストの身長がだいたい178センチとのことなので、そこまで窮屈そうには見えませんね。
シートのカタさとしてはそこそこで、ホールド感はしっかりあるとのこと。
シート調整は残念ながら手動式で、ステアリング調整もフル手動となります。
そしてシート表皮は合成皮革を採用。
ブラックのシートにホワイトのカラードステッチという組み合わせも落ち着きがあって良いですね。
そしてこちらがセンターシフトノブ。
ノート(Note)やトヨタ・プリウス(Prius)と同じジョイスティックタイプのセンターシフトノブを採用し、シフトブーツは一切無しのシンプル仕様。
後はEVモードやエンジンスタートスイッチなどもありますが、この部分以外にも電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドも標準装備されています。
車内灯は残念ながらLEDバルブではなくハロゲンタイプ。
新型キックスの後席はどうだ?
そしてこちらは後席エリア。
シートリクライニングができないのが残念ですが、そこまで乗降りはしにくくない模様。
実際に座って見るとこんな感じ。
フロントシートは最適なシートポジションにしているそうですが、膝先がシートバックに当たっておらず、おまけに頭は天井に当たっていないので、そこまで窮屈そうな感じではなさそうですね。
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Reference:driveautoblog