フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴェンザ(日本名:ハリアー)の新たなインプレッション動画が公開。僅か1分半のショートムービーながらも色々気になるポイントもありそうだ【動画有】

2022-07-06

既に新型ヴェンザの実車が配備されているところもあるようだ

さて、日本市場では2020年6月17日より発売スタート予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですが、北米市場においても約5年ぶりにヴェンザ(Venza)という名称にて復活します。

ボディカラーはおそらく、新開発のスレートグレーメタリックだと思われ、面の変化や見る角度によって緑色や青色に発色する国内初設定の上質なグレーとなっています。

今回北米市場向けに発表された新型ヴェンザのインプレッション動画が公開されていますが、約1分半というショートムービーではありながらも色々と確認できるところがあり、更に実車でフロントボンネットとリヤトランクがオープンした画像というのはかなり珍しいのではないかと思います。


新型ヴェンザの内外装をインプレッションしていこう

まずはフロントフードから見ていきましょう。

これは前回のブログでもご紹介した通り、新型ヴェンザではボンネット支柱が油圧式ダンパーではなく、何とつっかえ棒(別名:エンジンフードサポートロッド/ボンネット支持棒など…)を採用しています。

60系ハリアーでは油圧式だったと記憶していますが、今回のフルモデルチェンジによってこの部分がつっかえ棒にグレードダウンするのはちょっと残念。

現行モデルよりも実質値下げしている裏側には、こうした細かな部分でコストカットを図っているのではないかと思われますし、更によく見てみると、フロントフードの裏側はボディカラーと同色ではなく未塗装のままになっているので、この辺りはちょっとチープに思えてしまうかもしれませんね(その分フロントフードは軽量化されている可能性もありそうですが、フード面積もかなり小さいように感じる)。

但し、支柱部分がつっかえ棒になっているのは、あくまでも北米市場向けの新型ヴェンザなので、日本仕様の新型ハリアーは油圧式を採用している可能性もありそう(っというかそう願いたい)。

インテリアのブラウンカラーは思ってたよりもダーク

続いてはインテリア。

シートマテリアルを見る限り、日本市場でいえば本革シートを採用しているZ”Leather Package”(足元のアルミホイールは19インチタイプ)だと思われますが、インテリアカラーはブラック&ブラウンを採用しています。

センターコンソール周りやセンターアームレスト部分、そして内ドアの表皮部分は全てブラウン系となっていますが、やはりイメージ画像で見るよりもダーク系に近いブラウンであることがわかりますね。

こちらの画像で見ると更にブラウンの濃さがわかるかと思います。

ちなみにこの角度からですが、センターアームレストのすぐ下の部分にはシートヒーター/シートベンチレーション(クーラー)スイッチが確認でき、アームレストを持ち上げなくても、肘置きしながらスイッチ操作が可能であることがわかりますね。

ただ、その目の前にあるドリンクホルダーが横2列に配置されていることもあり、仮に500mLペットボトルを置いている場合、ドライバーもしくは助手席に座る人が肘置きするときに邪魔になりそうな気もしますね。

この辺りは実際に納車された後のインプレッションにて確認したいところです。

後席スペースのゆとりや高級感はありそうだが?

こちらは後席部分。

リヤの内ドア部分にもブラウンの表皮を採用しているのはグッドポイント。

更にリヤシートのセンター部分には、格納式のアームレストが設けられていますが、ここにドリンクホルダーも設けられているかどうかが気になるところです。

トランク部分にはトノカバーも標準装備

最後はトランク部分。

結構奥行きのある段差形状で、トランク用のバルブはLEDであることがわかります。

更にスライド式のトノカバーも設けられているので、2段での積載も可能になっています(取り外しも可能と思わえれる)。

【Hybrid cars: first look at 2021 Toyota Venza!】

まだ新型ハリアーの詳細情報を知らない方はコチラをチェック!

また、これから新型ハリアーを検討されている方や、どれぐらいの費用感になるのか?が気になる方は、以下の関連記事にて新型ハリアーのグレード別見積もり内容とメーカーオプション価格、ディーラーオプション、残価率、納期、そして値引き・割引き情報を全てまとめているので、是非とも参考にしていただけたらと思います。

 

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