トヨタ新型CセグメントSUV”地方男子”のボディサイズやスペックはこうなる?なおデザインはやはりRAV4譲りの武骨仕様か

2022-07-06

C-HRやヤリス・クロスとは異なる武骨なSUVになるかもしれない?

さて前回のブログでもお伝えした通り、自動車情報誌マガジンXさんがトヨタの次世代CセグメントSUVモデルとなる”地方男子”(トヨタ社内の呼称)に関する具体的な情報と開発車両の画像を公開していましたが、この開発車両から予想されるレンダリングが公開されています。

残念ながら画像の掲載はできないものの、2020年7月号に掲載されているレンダリングを見ていくと、そのフロントマスクはC-HRやヤリス・クロス(Yariss Cross)といったオシャレ系SUVといった感じではなく、どちらかというと新型RAV4のようなオフロード系で武骨な印象を持つデザインに仕上げられています。

武骨さの中にマイルド印象を与える要素も?

ただ、フロントヘッドライトのデザインを見ていくと、LEDデイタイムランニングライトはホンダ新型フィット4(Honda FIT4)のようなU字形状を採用し、LED三眼ヘッドライトは新型ヤリス(New Yariss)風、そしてフロントエンドの中央には大口化されたRAV4風のキーンルックグリルが採用されていることから、硬派なデザインと柔らかくもユニークなデザインのメリハリが効いた、これまでのトヨタではちょっと珍しい一台になるかもしれません。

何とも表現は難しいものの、ボディスタイルとしてはクーペSUVではなく、トップルーフはほぼほぼフラットなデザインを採用することで後席の居住空間をしっかり確保していますし、実用性は非常に高いのではないかと思います。


”地方男子”のボディサイズはC-HRとRAV4の丁度中間

そして気になる主要諸元についてですが、今のところマガジンXさんの予想では、全長4,400mm×全幅1,815mm×全高1,600mmというサイズ感で、まさにC-HRとRAV4の中間的な立ち位置となり、ホイールベースはCセグメントSUVなので、C-HRと同じ2,640mmとなっていますね。

続いてパワートレインについてですが、これは今まで通りと変わらない内容でレクサス「UX200」にも採用される排気量2.0L M20A型の直列4気筒直噴エンジンを搭載する可能性が高く、おそらくエンジン出力も174ps/最大トルク209Nmというスペックを持ち、燃費もWLTCモードで16.4km/L辺りを記録するのではないかと予想されます。

エンジンモデルに加えて、同エンジンベースのハイブリッドモデルも登場する可能性が高いとのことですが、システム総出力184psを発揮する予定とのことで、こういったところの顧客のニーズに対応する幅の広さはトヨタらしいところではないかと思います。

燃料の種類においても、レギュラーとなるかハイオクとなるかは不明ではあるものの、実用性を兼ね備えるのであればレギュラー仕様にしてくるのが妥当でしょうし、レクサスとも大きく差別化できると思います。

気になる発売時期は?

なお発売時期については、今のところ2021年10月と予想していますが、コ 〇 ナの影響もあるでしょうから、若干のスケジュール遅れなどが発生する可能性も十分に考えられるのではないかと思います。

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