日本にも1台だけ納車予定!ドバイが生み出した5,000馬力を発揮するモンスターカー・デヴェル・シックスティーンを更にワイルドにしてみた

2022-07-06

総額5億円以上もするデヴェル・シックスティーンが日本に1台だけ納車されるのをご存じ?

UAEドバイが生み出した5,000馬力を発揮するメガハイパーカーでお馴染みデヴェル・モータースのデヴェル・シックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)ですが、このモデルを更にワイルドに仕上げたら?というレンダリングが公開されています。

デヴェル・シックスティーンといえば、先述の通り最高出力5,000hpを発揮するために排気量12.3L V型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高時速500km/h以上と言われています(その他にもエントリーグレードと中間グレードも存在し、それらはLS V型8気筒エンジンを搭載)。

もはや”公道やサーキットを走るクルマ”の域を超えているデヴェル・シックスティーンですが、元々の外観もスーパーカー以上にエクストリームで宇宙船のようなデザインでありながらも、それを更に過激に仕上げたのが上のレンダリング。

どことなくドイツの過激ハイパーカーメーカー・アポロIE(Apollo Intensa Emozione)に近いエッジを効かせまくったデザインで、フロントエンドからフェンダー、フロントフードすべてが鋭利な刃物レベルで尖っていますね。


常軌を逸したスタイリングや過激な装備内容も見ていこう

サイドのスタイリングはこんな感じ。

足もとにはフルカーボンファイバ製の大口径ホイールを装着していますが、最高出力5,000hp以上を発揮する個体でもあるので、そのタイヤ幅は常軌を逸するレベル(画像は後ほど)。

そしてドアオープンはランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)にも採用されるシザードアで、リヤエンジンフードはケーニグセグを想起させるものがありますね。

こちらがリヤプロファイル。

いやいやいや…カーボンファイバ製のドアサイドパネルの厚みがとんでもないことになってますよ…そこまで厚みを付ける必要性は無いように感じますが…

そしてこちらがリヤタイヤ。

F1並みもしくはそれ以上の太さを持つ極太仕様ですが、恐らくこのタイヤも特注にて作られるのでしょうね(タイヤ4本だけで1,000万円とか普通に超えそう)。

こちらがリヤデザイン。

マフラーはリヤミドシップの真上となる上方出しですが、片側4本出しの計8本出しというクレイジーレイアウト。

マクラーレン600LT/セナ(McLaren Senna)同様にマフラーパイプの長さを最小限にすることで、軽量化並びにリヤディフューザーの自由度を大幅に向上させていると思うのですが、ここまで来るとパフォーマンスとかそういったものではなく、ネタとか芸術とかそういったレベルになってきそう。

ちなみに本物のデヴェル・シックスティーンをオーダーした日本人がコチラ!

ちなみにこちらが本物のデヴェル・シックスティーン。

しかもこのモデル、2021年夏頃に日本に一台だけ納車される予定で、そのオーナーは芝浦グループホールディングスCEOである新地哲己 氏(右)。

ただ日本に納車される予定の個体は、環境法規制などの絡みで排気量12.3L→12.0LのV型16気筒クワッドターボエンジンに調整され、最高出力5,000hp→3,000hpへと抑えられることになっているとのこと。

ボディカラーやオプションなどはどういったものになるかはわからないものの、メガスーパーカーモーターショー2019に訪問し、新地 氏に直接取材させていただいたところ、総額5~6億円になるとのことでした。

オプション等の明確な情報も得られましたら、当ブログにて詳しくご紹介できたらと思いますし、納車後には真っ先にインプレッションさせて頂く予定になっていますのでご期待いただけたらと思います。

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Reference:motor1.com