ブガッティがカーボンファイバ製のビリヤード台を発売!スティック(キュー)もカーボン&ブガッティロゴ入りと超豪華で、お値段は約3,300万円【動画有】
ブガッティとの特別コラボだけでとんでもないブランド価値が付いてそうだ
以前、Jacob&Co(ジェイコブアンドカンパニー)とブガッティとの共同開発によって誕生した「Bugatti Chiron Tourbillon(ブガッティ・シロン・トゥールビヨン)」を発表し、約3,000万円というとんでもない価格帯にて発売していましたが、今回更にとんでもない価格となるブガッティとの共同開発モデルを発表。
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その腕時計が上のモデルで、ブガッティが2019年9月に最上級グレードのシロン・スーパースポーツ300+エディション(Chiron Super Sport 300+ Edition)にて300マイルの壁をぶち破る最高時速490.48km/hを達成したことを記念し、その敬意を表したグランド・コンプリケーション・マスターピース(Grand Complication Masterpieces)。
先述のブガッティ・シロン・トゥールビヨンよりも2倍以上も高価な約6,200万円にて販売しています。
販売数量はシロンSS300+の限定30台よりも更に少ない18セットのみ
もはや腕時計の域を超えた今回のモデルですが、ブラックDLCグレード5チタンとカーボンファイバー素材を用いたタイプと、18カラットのローズゴールド5Nとカーボンファイバー素材を用いた2タイプをラインナップしているとのこと。
見るからに一つ一つの作りが細かすぎる今回の腕時計ですが、パーツ点数は832にも及ぶほどに複雑で、更に2つのブラックチタン3軸トゥールビヨンエスケープメントが搭載。
このほかにも、88ピースにて構成される鍛造ケースも採用され、そのサイズは57×52mmと結構なサイズ感を持ちますが、これはブガッティが使用する素材から着想を得ているそうです。
今回発表された腕時計は、世界限定18セットのみの超限定となりますが、恐らく購入する人のほとんどがブガッティ・シロンを所有するユーザーではないかと考えられますね。
ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+エディションはこんなクルマ
ちなみに、今回モデルとなったシロン・スーパースポーツ300+エディションはこんなモデル。
ブガッティがミシュラン社とダラーラ社の共同開発によって新たに生み出された新開発タイヤを装着し、更には高速走行時の安定性を高めるためにロングテールモデルを改良され、世界最高速となる490.484km/h(304.773マイル)を記録し、これまでタイヤの性能上では不可能と言われてきた300マイルの壁を完全にぶち壊しました。
そして大注目となるミシュラン製新開発タイヤのパイロット・カップ2に関する情報が公開されているのですが、このタイヤには強い金属糸によって補強され、何と最高時速510km/h(317マイル)にまで耐え得ることができ、1分間で最大4,100回転でも問題なく使用できることが証明されています。
これはアメリカにてテストベンチトライアルが行われたそうで、300マイル以上の速度に到達しても問題なく、現時点で行われている限界のスピードとして510km/hまでは十分にパフォーマンスを発揮することができるとのこと。
もちろん、このタイヤはブガッティだけでなく、SSC・トゥアタラやケーニグセグ・レゲーラ/ジェスコ、そしてヘネシー・パフォーマンス・ヴェノムF5にも使用できるタイヤにもなっているので、もしかするとシロンよりもぶっ飛んだスピードにまで到達するかもしれません。
いずれにしても、ミシュラン社は300マイルの壁を遂に乗り越え、今後更なる高いパフォーマンスを持つタイヤを開発し続けることは間違いなく(っというか開発せざるを得なくなる)、ミシュランに限らず他のメーカでも500km/hに到達するタイヤが将来的に当たり前のように登場してくるのではないかと思います。