【世界限定19台のみ!】ランボルギーニ・シアン・ロードスターが世界初公開!最も強力なオープントップモデルながらも、既に完売済み

シアン・ロードスターの概要をチェックしていこう

エンジンスペックはクーペと同じ

気になるシアン・ロードスターのパワートレインは、アヴェンタドールSVJ(Aventador SVJ)と同じ排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン+48Vの電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用し、システム総出力819psを発揮、0-100km/hの加速時間は2.9秒、最高時速は350km/hを超えるとのこと。

なおシアンに搭載されるリチウムイオンバッテリーは、従来採用されているモデルのバッテリーよりも3倍は強力で、それでいて重量も3分の1軽量なスーパーキャパシタを採用。

重量は僅か34kgで、シアンロードスターの重量と出力比率は2.0kg/hpとかなり優秀な数値を誇るそうです(ただしその性能を体感するにはサーキットにでも行かない限り無理そう)。

オープントップならではの改良ポイントも

このモデルについて、ランボルギーニCEOであるステファノ・ドメニカリ氏によれば、スーパーキャパシタ技術は同じ電力で充電及び放電できるため、車両がブレーキをかけるたびにフルに充電できるとのこと。

更に蓄積されたエネルギーは、130km/hまでの速度であれば瞬時にパワーブーストとして利用できるため、このシステムを搭載していないモデルに比べて10%以上も速く走ることができるのも中々に魅力的。

これ以上速くしてどうすんの?と思うところですが、そういった無駄な要素もランボルギーニならではであり、スーパーカーメーカーのプライドだと思いますし、オープントップモデルの特権でもある優雅さと解放感、そしてギアチェンジ中のジャーク動作も無くなっているとのことで快適な走りが体感できるのも嬉しいポイントではありますね。


過去と未来のデザイン・技術を採用したシアン・ロードスター

シアン・ロードスターの大きな特徴と言えば、そのエクストリームなデザインとオープントップスタイルだけでなく、運転席側と助手席の後ろにあるエアストリーマーと6つのハニカムテールライトで頂点に達する”ぺリスコピオ”ラインが印象的で、1970年代にスーパーカーブームの火付け役となったカウンタック(Countach)からインスパイアされた伝統あるデザインを採用しています。

更にその大排気量エンジンから繰り出されるエキゾーストシステムには、とてつもない熱が発生するため、この熱に反応するベーンを回転させてエンジンを冷却させる特殊な技術を取り込み、既に特許も取得済みだそう。

インテリアはクーペとほぼ同じながらも、素材やカラーは100%自分だけのデザインに

インテリアはクーペタイプと変わらないものの、ランボルギーニの特別オーダーメイドシステムとなるアド・ペルソナムによって細かいカラーや素材設定が可能になるため、おそらく19台全てが一切色カブリしない個性的なモデルになると思われます。

シートデザインやシートバックに設けられたデルタデザインシアンならではで、イメージカラーもミントブルーとゴールドによって仕上げられているのも何だか新鮮。

恐らくこのカラーにてオーダーした方がいらっしゃるのだと思いますが、日本市場では一体どのようなカラーにて納車されるのかとても楽しみですね。

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Reference:CARSCOOPS