日産・新型アリアのエクステリアインプレッション!新色ゴールドの名称は暁(あかつき)、そしてプロパイロット2.0の見分け方はルーフに隠されていた【動画有】
新型アリアのエクステリアを引き続きチェックしていこう
こちらが新型アリアの(フロント)ハザード点灯時。
新型アリアでは、昨今のクロスオーバーモデルでは積極的に採用されている流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用していて、しかも”へ”の字型のLEDデイタイムランニングライトがターンシグナルするような形でスタイリッシュにまとめあげているのもグッド。
シーケンシャルウィンカーの流れ方としては、内側から外側へと2段階で点灯するタイプで、身近なモデルで言えばダイハツ新型タント・カスタム(Daihatsu New Tanto)が同じシーケンシャル方式を採用していますね。
こちらが新型タント・カスタムのシーケンシャルウィンカー。
シンプルながら内側と真ん中の2か所にLEDを配置するのは中々のアイデアだと思います(このシーケンシャルが後の新型ロッキーやトヨタ新型ライズにも採用されている)。
新型アリアの各種パーツには一切の手抜きが見られない
そしてヘッドライト直下に設けられたインテーク部分は、ダミータイプではなくしっかりと空気が流れ込むように貫通していて、足回りのブレーキを冷却できるように考慮。
フロントフェンダー周りを見ていくと、フロントエンド同様にフェンダーモールもグロス(艶有り)ブラックにペイントされていて高級感がありますね。
明らかにトヨタ新型RAV4 PHVをライバル視したエクステリアになっています(しかも足元アルミホイールは19インチの大口径タイプ)。
フロントエンドには日産の新デザインとなるロゴを採用し、新型アリアを基軸に新たなスタートが期待できます。
プロパイロット2.0と1.0の見分け方はシャークフィンアンテナにヒントがあった
そして今回の動画での大きな収穫が、トップルーフに設けられたシャークフィンアンテナ。
どうやらシャークフィンアンテナが2つ設けられた個体がプロパイロット(ProPilot)2.0を搭載しているとのことで、片方は準天頂衛星を受信するために設けられているそうです。
つまりシャークフィンアンテナが1つの場合は、プロパイロット1.0搭載モデルになるとのことで、ここでオプションの有無をチェックできるのはある意味大きなポイントなのかもしれません。
こちらはリヤプロファイル。
サイドスカートやリヤフェンダー、そしてリヤロアバンパーにもグロスブラックペイント仕上げ。
新型アリアに関しては、かなりのコストがかかっている印象で、これこそ技術の日産が発揮された究極の一台なのかもしれません。
リヤデザインはグローバルデザインを意識した一文字テール&シーケンシャルウィンカーを採用
そしてこちらがリヤエンド。
最近のトレンドにもなっている一文字タイプのリヤテールランプが採用されていて、とてもスタイリッシュ。
そして気になるリヤウィンカーも、フロント同様に流れるタイプのシーケンシャルを採用し、しかもリヤテールランプ直下のクリア部分が流れる仕様になっています。
※ちなみに新型ハリアーは、ブレーキランプの輝度の関係で同じテール内にウィンカーを設けることができず、結果的にリヤロアバンパー部分に設けることになった。
こちらはサイドビュー。
フロント・リヤオーバーハングが短めのスポーティなミドルサイズSUVで、かなり力強い走りを提供してくれそうです。
トップルーフにはしっかりとサンルーフも装備されていますね。
こういった快適装備もしっかりと提供する辺り、日産の本気度はもちろんのこと、一切抜かりの無い仕上がりになっています。
新型アリアの気になる価格帯については、補助金制度なども含めると約500万円からとのことで、詳細なグレード構成は2021年にならないとわからないと思いますが、間違いなく競合モデルとなるであろうテスラ・モデルXを猛追する一台になると思われます(これだけの完成度で500万円はは破格だと思う)。
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