高知県にて発生した10代カップルによるスズキ・ジムニーレンタカーでの水没事故詳細が明らかに。19歳ドライバーは整備士で自分の運転を過信していた模様

ジムニーレンタルズさんの声明文を見ていこう

1. 25日のレンタカー水没騒動の原因
弊社では貸出時に無謀な運転による車両損害等は免責されない旨を説明した上で誓約書にサインをいただいております。25日の貸し出しについても同様の対応をしておりました。
さらに25日は、前日深夜から降った大雨の影響で大雨警報も出ており、河川には注意をしくれぐれも無謀な運転をしないよう念をおしておりました。

一方で、本人は19歳ながら自動車整備の経験豊富で(整備士資格も保有し整備士歴もあり)、現在はダンプの運転をしており、自分の整備・運転技術等に相当の自信をもっていたとのこと。

こうした自信もあり好奇心が勝った結果、今回の一件を招いてしまったようです。

新聞記事では第三者に救出されたとありますが、お客様本人によると本人が知人に連絡をとって救出に来てもらったとのこと。

また、記事の写真は対岸からで一見では完全に水没したかのようですが、助手席側のタイヤがスタックして浸かっているものの、エンジンルームに浸水はなく、マフラーにも浸水ないことを本人が整備士経験から確認したうえでエンジンを止め、友人の到着を待っていたとのこと。

2. 車の状況
これから精密点検を進めて参ります。
現在のところ異常個所は見つかっておりません。

3. 今回の件の対応
お客様には今回の件の修理費が発生した場合、実費を請求させていただき、車の修繕を進めて参ります。

4. 再発防止にむけた取り組み
今回の事例はけっかてきにお客様にケガも無く無事終わりましたが、警報が出ている河川での事故は一歩間違えば大事故につながった可能性のある事例でした。

今後レンタカーをご利用のお客様には、今回の件も踏まえ、自分の運転技術を過信しないようにこれま以上に注意をうながしてまいります。

上記の内容を要約しますと、今回事故を起こした19歳のドライバーは自動車整備士で経験も豊富ながら、車のことを理解しているにも関わらず「自分はちょっとしたことでも運転できる」と過信し、無茶な運転を行った。

その結果、車は浸水してしまい救助に来てもらった友人に迷惑をかけるだけでなく、警察や消防隊が出動する事態に。

今のところ水没したジムニーは自走はできるものの、精密検査を進めて修理が必要なところは19歳のドライバーに請求し、今後ジムニーレンタルズさんを利用される方々には、より一層の注意を促すようにしていくというもの。


何事もルールやマナーを守る上で楽しむことが大事

こうしてみると、自分が整備士だからといって必ずしもトラブルや事故に巻き込まれることは無いとは言い切れず、100%無事で帰ってこれる保証もないわけで、その100%に近づけるために自分自身でしっかりとコントロールし、ルールやモラルがある上で楽しむことが大事だと思うんです。

ジムニーレンタルズさんも、ドライバーの心配をしつつもこういった形で自身のレンタカーブランドの名にキズを付けられたり被害を受けているわけですから、さすがに許されない部分もあるとは思います(本来であれば謝罪する必要の無いジムニーレンタルズさんにまでも迷惑をかけている)。

19歳のドライバーには、しっかりと修理費用を支払っていただき、(高い授業料だと思って)今一度自分自身の運転を見直していく重要な時なのではないかと思います。

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