やっぱ中東UAEは凄い…レクサスRC Fにトヨタ製2JZエンジンをぶち込んでみた。500kg以上の軽量化とハードチューニングで1,200馬力/1,464Nmを発揮

ボディパネルはフルカーボンで軽量化、エンジンは1,200hp発揮する過激なドリフトカー

改めて過激カスタムされたレクサスRC Fをチェックしていきましょう。

このモデル、世界のドリフトカーチャンピオンシップにて使用されるよう細かく設定されているとのことで、その中で採用されたのがトヨタ製2JZエンジンのアップグレード版や最新のターボ技術、バルブトレイン、トリプルポンプ燃料システム、ニトロキットといった過激なパーツばかり。

これにより、最高出力1,200hp/最大トルク1,464Nmとまるでアメリカのドラッグレースカーのようなぶっ飛んだスペックにまで引き上げることに成功しています。

そしてプラットフォームは、レクサス純正ではなくドリフトカー専用に移植され、カーボンケブラーボディパネルやリヤデフの交換、レーシングキャリパー、3方向コイルオーバー式サスペンション等、見た目はRC Fでも中身は全く別物の化け物仕様となっています。

これは、純正仕様だと大会規定重量の+500kgオーバーとなってしまうため、極限まで軽量化を図ることで1,250kgギリギリまで絞り上げることに成功。

そして足元については、レイズ製エンジニアリング57CR(Rayz Engineering 57CR)とTOYO Tire製Proxies R888Rを装着。


可能な限り軽く、そして速く

このほかにも、カスタムグラフィックスや6点式ハーネスを備えるSparcoシート/ステアリングホイール、調整可能なペダルアセンブリ、パーツフロックカーボンファイバーダッシュ、そしてトランスミッションは4速シーケンシャルギアボックスを搭載します。

今回公開された見た目RC Fで中身は全く別物のドリフトカーについてですが、Ahmad Daham氏は「レクサスのようなブランドと提携できて光栄である。来シーズンに向けて新しいRC Fのカーボンケブラーを組み立てる際、チームのサポートが泣ければここまでの開発はできなかった。このクルマは運転するのが楽しく、必ず限界まで追い込むことができる」と説明。

今後世界中にて開催される予定のドリフトカーチャンピオンシップにも出場予定となっているRC Fですが、一体どのようなパフォーマンスを発揮してくれるのかとても楽しみですね。

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Reference:CARSCOOPS