ポルシェ911GT2RS専用MR(マンタイ・レーシング)キットが2022年に発売へ!エアロカバー付きマグネシウムホイール、更には3Dプリンターのバケットシートなども準備

逮捕後もまだまだ続く彦田容疑者の個人情報特定と確証の無い情報の拡散

2020年8月2日の午前8時15分頃、神奈川県川崎市川崎区東扇島の首都高速道路・湾岸線西行き(横浜方面)の川崎浮島JCT付近にて、ポルシェ911GT2RS(Porsche 911 GT2 RS)がトヨタbBに追突して大破し、bBに乗っていた内山仁さん(70)と妻の美由紀さんの2人が死亡するという事故が発生。

▽▼▽彦田容疑者の新たな過去が明らかに!▽▼▽

この死亡事故にて、911GT2RSを運転していたとされる会社役員の彦田嘉之 容疑者(50)が逮捕されましたが、SNS(facebook/Twitter)では今もなお彦田容疑者やその息子の特定、住所・会社・ホームページなどの特定行為が見受けられます。

そういった中で、まめぴぴニュースという元週刊誌記者・小松まどかさんが運営しているサイトにて、彦田容疑者に関する不確かな情報をいくつか公開しています。

これについては実際に彼女が取材して得た情報ではなく(直接本人やご家族の自宅に訪問して取材したとは一切記載されていない)、おそらくはネット上の情報を参考にして作成されたものだと予想されます。

実際にこの方のサイトを見ていくと

・彦田容疑者は素直で努力家
・息子を大切にする父親
・彦田一族で大地主
・ガソスタのお兄さん(自らガソスタで働いていた)
・インスタグラムのアカウントから中国進出を検討していた
・妻は美人で水商売の女

と記載されていますが、どれも確証があるものではなく、先述の通りあくまでもネット上の情報だけを参考したものとなっています。


911GT2RSが1,000台ではなく1,000台生産された理由とは?

なお、このまめぴぴニュースというサイトでは、ポルシェ911GT2RSに関する一部の情報が取り上げられていますが、世界限定1,000台と記載されるも正しくは1,004台。

4台多く生産された理由としては、2019年2月に全1,000台の生産をようやく完了させた後、ブラジルの顧客へと納車するために貨物船を用いて輸送していたところ、事故によって水没してしまうという大問題が発生。

問題となった貨物船は、Grande Americaと呼ばれるもので、4台の911GT2RSや718ケイマン/ボクスター/カイエン等のモデルを含む、約2,000台もの車両が入っており、その中にはアウディA3/A5/Q7/RS4/RS5といったモデルも輸送されていたのですが、3月12日にフランスの海岸沖にて沈没していたことが判明。

この事故をもって、ポルシェはブラジルのオーナーに対して手紙を送付したのですが、その一部が以下の通り。

「2019年3月12日に車両を輸送していた貨物船が沈没したため、残念ながら911GT2RSを納入することができません。」

と記載されていました。

911GT2RSは、世界限定1,000台しか生産されない貴重なモデルとなり、その必要となるパーツ類は全て使用してしまっているのですが、ここで神対応を魅せるのがポルシェ。

ポルシェは水没した4台分の911GT2RSを追加生産すると決意

何と、ポルシェが正式にこのモデルの生産を再開することを決意し、納車予定時期は異例ともいえる2019年4月と発表。

詳細については最寄りのポルシェセンターにて問い合わせるように指示していますが、やはりポルシェとしても特別なモデルを特別な顧客へと納車させるという強い義務と、乗ることの楽しさを味わってほしいという想いから再生産するという強い想いが伝わったのだと思われます。

そんな希少でポルシェの強い想いが詰まった911GT2RSですが、世間ではこのモデルのでの事故率が非常に高いことから「未亡人製造機」と呼ばれるほど。

その理由にはドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでの市販車最速記録を更新する程のパワーと技術力、そして速く走ることだけに徹底的に注力したボディとエンジン、そして足回り(RR)を採用しているため、これを人間が操作するには一般人では扱えない程のレベルと言われています。

ちなみに、以下がニュルブルクリンクサーキットでの量産車最速トップ10のランキングとなります。


  1. ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ・・・6分44.97秒
  2. ポルシェ・911GT2RS・・・6分47.3秒
  3. NextEV・NIO EP9・・・6分45.9秒
  4. ラディカル・SR8LM:6分48秒
  5. ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ:6分52.01秒
  6. ラディカル・SR8・・・6分56.08秒
  7. ポルシェ・911GT3RS・・・6分56.4秒
  8. ポルシェ・918スパイダー・・・6分57秒
  9. ランボルギーニ・アヴェンタドールSV・・・6分59.73秒
  10. フェラーリ・488ピスタ・・・7分00.03秒

【ニュル北コースでロードカー最速6’40.3を記録したポルシェ911 GT2 RS MRのオンボード映像】

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Reference:CARandDriver, CARSCOOPS