フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4のブレーキ異音が各方面で多発し対策品に交換へ。2020年9月に全国のディーラーにて実施予定

新型フィット4にて発生するブレーキの異音ってどういうときに鳴るの?

実は新型フィット4にて発生しているこの異音、様々なところで後輪ブレーキディスク辺りからの異音の報告が多数入ってきているとのことで、特に頻繁的に利用していない個体に多く発生しているのだとか(個体差はあると思うので、あくまでも聞いた情報での話)。

そのため、メーカー側でもディーラーから回収したブレーキディスクを調査し、組付け品質の問題なのか、設計上の問題なのかを細かく調べているそうなので、9月予定の対策品の交換では、そういった走行時の異音も解消できるのではないか?とのこと。

ちなみにこの「クゥー、クゥー」という異音ですが、特に雨の日や雨が止んだ後に多く発生していて、晴れた日だと異音が発生していなかったと記憶。

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私の新型フィット4もブレーキディスクは2回交換済み

実は私の新型フィット4も、後輪ブレーキディスクはメーカー保証にて2回交換していただいていて、2回目に関してはディスクだけでなくパットやローター等も丸々交換し、その後メーカーへと調査依頼が回されました(もちろんディーラーでの調査でも異音が発生したことは確認済み)。

交換後は異音が発生していないため特に問題は無いのですが、まさか多方面でこんなに異音の報告が挙がっていたとは…後輪のブレーキディスクは、シビック・ハッチバック(Civic Hatchback)のものを流用しているとのことですが、肝心のシビック・ハッチバックではそういった異音報告は挙がってきていないため、フィット4の構造上に何かしらの問題があるのかもしれませんね。

そもそもリコールや改善対策の違いって何なの?

ちなみに、自動車メーカーがよく通知するリコールや改善対策、サービスキャンペンの意味合いはそれぞれ異なるようで、その重要度も「リコール>改善対策>サービスキャンペーン」と異なるようです。

[リコール]

その不具合が原因で道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態。放置しておいたら重大な事故に繋がる可能性があります。

[改善対策]

道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態。これも、放置しておいたら危険。

[サービスキャンペーン]

上記には該当せず、その不具合が原因で品質上の問題など不快な思いをする可能性がある状態。放置しておいても、不快な思いはするが、重大な事故等の危険に繋がる事はない。
ですから、キャンペーンは放置しても特に問題はない(車検も通るし、壊れるような箇所じゃない)。
無期限で行うキャンペーンや、保証期間の延長という形を取ることもあります。

via:https://www.suzuki.co.jp/

私の新型フィット4に関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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