何コレ酷い…自宅で小切手をプリントして約1,500万円のポルシェ新型911ターボを購入した男が逮捕。しかもロレックスの腕時計も購入しようとするも失敗に終わる

偽小切手での味を占めたのか、今度はロレックスにまで手を出すケーシー・ウィリアムス容疑者

しかもポルシェ911ターボを購入した翌日には、何と高級腕時計ロレックスを3本購入するため、Miramar Beachのジュエリー店にて約650万円(61,521ドル)相当の小切手のコピーを差し出しますが、小切手が現金化されるまでは商品が顧客に提供されないようになっていたんですね(ジュエリー店などはこういった対策はしっかりととれている)。

この偽小切手も、後にジュエリー店にてバレることになり、すぐさまウォルトン郡保安官事務所にて報告され、オカルーサにて報告された内容と同じであることから、すぐにウィリアムス容疑者は身元がバレてしまい逮捕。

なお今回悪用された小切手は、ウィリアムス容疑者の自宅にあるコンピューターから不正にダウンロードしたもので、それをプリンターにてコピーした偽物だそうで、これまでに何度も偽の小切手を悪用してきたこともバレてしまったため、彼はすぐに起訴されウォルトン郡刑務所にて収容されました。

今回の悪用の手口には驚く部分は多いものの、それ以前に驚きを隠せなかったのがポルシェディーラーにおいて小切手が本物であるかどうかを確認せず、ポルシェディーラーがそのままウィリアムス容疑者に簡単にキーを渡してしまったことだと思います。

この点はポルシェディーラーにも問題があったと考えられ、今回の詐欺行為をきっかけに更に規制を強化していくのではないかと思われます。


悪いことをして欲しいものを手に入れてもすぐにバレる

そしてこちらは前回ご紹介したものになりますが、アメリカにおいて、昨今の諸事情により経営が厳しい法人や個人事業主を対象にした給付金サービス「PPP(ペイ・チェック・プロテクションプログラム)」が施行されていますが、このサービスを不正に利用して現金をだまし取り、ランボルギーニ・ウラカンEVO(Lamborghini Huracan Evo)などを購入したフロリダ州・マイアミの男性(29)が逮捕されています。

今回この不正を行ったのは、経営者であるデイビッド.T.ハインズ容疑者で、連邦政府の支援を受けるプログラムから毎月の経費に相当する額分に少しだけプラスアルファした390万ドル(約4.1億円)を不正に受け取ったとして、このお金の一部をウラカンEVOだけでなく、リゾートなどの高級小売店、ジュエリーなども購入していたことが明らかになっています。

もちろん、この不正行為はすぐにバレてしまい、当局は彼の銀行口座やスーパーカーなど、購入したものも含むほとんどの私物を押収しています。

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Reference:CARSCOOPS