フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーを褒めちぎるメディアをオーナーが斬る。「はっきり言うが新型ハリアーは非力だし高級サルーンのような走りでもない」

新型ハリアーを所有するオーナーだからこそ「正直な感想」を述べたいと思う

新型ハリアーのエンジングレードは、おそらくハイブリッドとガソリンの2種類を試乗したのだと思われますが、小沢コージ氏のコメントを見てみると、どうやらガソリンモデルは「伸びやかでダイレクトCVTの影響もあって加速は気持ちいい」とのこと。

ガソリンZ”Leather Package”(FF)を所有するオーナーから言わせていただくと、乗り心地に関しては確かに滑らかかもしれないですが、乗り心地の粗さは街中や高速、峠によって全く異なり、ましてやロードノイズも結構拾いますし、何よりも多少の凹凸のある道でもサスペンションのストロークレンジが大きい影響で、とにかく縦揺れが大きいんですね。

その縦揺れによる乗り心地は「船に乗っているような感覚で、とにかくフワフワ」。

決して気持ちの良いものではなく、乗り物酔いに敏感な方はすぐに酔ってしまう恐れもあるため、はっきり言ってしまうと「上質な高級サルーン」には程遠い走りだと考えています。


新型RAV4と同じ直列4気筒直噴エンジン＋ダイレクトCVTは決して気持ちのいい走りではない

あと、排気量2.0L　直列4気筒直噴エンジンを搭載するガソリンモデルの走りに関しては、「終始非力」という印象でしかなく、ダイレクトCVTが最もよく働いてくれるのは高速度域(80km/h以上)での1,500rpm付近を行き来する安定した走りのときぐらい。

それ以外の低速域からの加速は恐ろしく非力で、すぐに回転数が上がってしまい、まるで軽自動車のような加速に思ってしまうほどなので、お世辞にも「気持ちいい」というには無理があると考えています(あくまでも私個人の考え)。

それ以外の安全性能においても、「最新レベルで色々搭載されているから」評価が高いと説明したいのだと思いますが、新型ハリアーのレーンキープアシストの制御はまだまだだと考えていて、高速道路で何度か試してみると、白線をしっかりと読み取らず左車線から右側車線にはみ出すこともしばしばあります(この点はおそらく小沢コージ氏はインプレッションできていないと予想)。

この点はまだまだ制御が甘いところですし、改善が必要と思うところなので、どういった条件でレーンキープアシストがしっかりと反応していないのか、改めて当ブログでは細かくインプレッションしていこうと考えています。

私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション／燃費／メンテナンス／維持費などのはコチラにてまとめております。

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Reference：週プレNEWS

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Posted by Na_Ya／Creative311