フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーは狭い道も結構イケるぞ。小回りも利くし大きめの段差も問題なし、感覚的にはコンパクトSUVを操作しているようだ

コンパクトに感じては、視界の広さと低さにあるのかもしれない

もちろん、これはあくまでも私個人が感じることであって、他の方々からすると「いや新型ハリアーは十分大きいでしょ」「コンパクトSUVは言い過ぎじゃね?」と思われる方も多いと思います。

恐らくは全高が若干低くなったことで、視界も従来のミドルサイズSUVに比べて低いというのもあると思うのですが、その一方で視界もかなりワイドで良好という印象もあって、車幅感覚も掴みやすいというのがあるんですね。

もちろん、前輪駆動(FF)モデル特有の小回りの利く足回りというのもありますが、ここまでクイックな走りと使い勝手の良さはレクサスNX300h F SPORTではあまり体感できなかったことなので、個人的に使い勝手という面と、小回りや実用性という点では、新型ハリアーの方が何枚も上手だと考えています。


新型ハリアーの低さはマイナス要素には働いていない

あとは段差という点ですが、以前ご紹介した「吉田食堂」さんの駐車場に進入する際(上の駐車場が吉田食堂さんの駐車スペース)、かなり高い段差を乗り越える必要があり(舗装されていないので尚のこと腹下を擦りやすい)、しかしこういった段差も全く気にすることなく乗り上げることができますし、段差を乗り上げる際の大きな衝撃や振動などもスピーディに抑えてくれるので、こういったところのしなやかさも新型ハリアーの強みなのかもしれません。

以前当ブログでは、新型ハリアーの足回りがかなりアクティブに動作すると説明したかと思いますが、(今になって)こういった舗装されていない路面や段差にもスムーズに対応できるような作りになっているのではないかと思い、試乗だけではわからないようなところでも、新型ハリアーには隠れた魅力があるのだと実感。

新型ハリアーは結構マイナスめの評価を付けてはいるものの、総じて満足度は高いですし、ガソリンモデルとしてのコストパフォーマンスも十分に高いと考えているので、まだまだこのモデルの良いところと悪いところを見つけては、しっかりと向き合っていけたらと思います。

私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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