AMG幹部がフルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型SLクラスについて言及。「AMG GTロードスターは初代限りで廃止にする。SLクラスと共喰いになってしまう」

既に何度かスパイショットされているが、ようやくメルセデスから新型SLクラスの公式画像が公開

2020年初め頃より何度かスパイショットされているメルセデスベンツのフルモデルチェンジ版・新型SLクラスですが、メルセデス公式がプロトタイプモデルの画像を公開しました。

今回公開されているプロトタイプモデルは、以前より度々目撃されている開発車両同様にカモフラージュラッピングを分厚めに貼付し、トップルーフはハードトップではなくソフトトップを採用しています。

しかもSLロードスターに関しては、ハイパフォーマンスブランドAMGのラインナップモデルとして登場するとのことで、基本的な名称はAMG SL〇〇ということになります。

外観のデザインやパフォーマンスについては、これまで培ってきた技術やSLのノウハウはもちろんのこと、1952年のモータースポーツに登場したロードスターのルーツを辿る重要な一台とのことで、「伝説のロードスターの再解釈のための開発」であるともメルセデスは説明しています。


新型SLクラスの開発は順調

なお新型SLロードスターのテスト走行などは順調だそうで、ドイツのバーデンヴュルテンベルクにあるドットナウ川上流にあるトゥットリンゲン地区の自治体インメンディンゲン・テストアンドテクノロジーセンターにて開発を進めているところ。

既に広範囲にわたるダイナミクスドライビングテストやシミュレーターなども細かく進められているとのことですから、完成度としてはかなり高いところまで来ていると予想されます。

ただ、発売時期としては2021年末~2022年初め頃を予定しているとのことなので、これまでには新しく採用される折り畳み式のソフトトップルーフの開発や、2+2シーター(つまり4人乗り)レイアウト、そして次世代GTスポーツカーとなるModular Sports Architecture(MSA)プラットフォームを用いてのスポーティ且つバランス性能を大幅に向上させた走りを実現することを期待したいところ。

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Reference:CARSCOOPS①CARSCOOPS②