こんなのもあった。メルセデスベンツAMGよりディーゼル・バンが登場していた模様

2020-05-26

メルセデスベンツAMGと言えば、メルセデスが展開するスポーツ・レース系の上位ブランド(元々は独立チューナーでもあった)で「究極のハイパフォーマンスを追求するモデル」という位置づけとなっており、その個体にはクーペやコンバーチブル、セダン、ステーションワゴン、SUVまでスタイリッシュ且つ高性能な個体が数多く登場してきました。
しかし、過去にAMGは上記タイプのモデル以外にも商用バンにも手を加えていたみたいで、そのデザイン画像も公開に。


今回公開されている個体は、約30年前(1989年式)に開発された「MB100D」という個体で、メルセデスベンツの「Vクラス」の先駆者でもあるAffalterbachのエンジニアによって製作されたもの。

AMGが関わってきたモデルで唯一のディーゼルモデルとのことで、パワートレインは排気量2.4L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は僅か75psを発揮。
車両ブランドの立ち位置としては、AMGのベースとなる「A45/CLA45/GLA45」と同様で、グレードとしては「MB100d」のワングレードのみ(「MB100」も存在していたが明確な情報が希薄)と考えられますが、実際にこの個体は公道でも走行されていたとのことで、その動画も公開中。

走行性能としては、さすがAMGブランドだけあって足回りもそこそこにしなやかなのではないかと思いますが、今現在メルセデスベンツAMGからバンタイプの個体が登場する可能性は少なく、ましてやスポーツブランドとして謳っているだけに、商用モデルにスポーティさを追求することは基本コンセプトから逸脱する部分もあることから、今後こういった派生モデルが登場する可能性は低いのでは?と考えたりもします。

【Uma MB100D para a Leonor】

Reference:CARSCOOPS