遂に新型ランドクルーザーSeが来る?トヨタがアメリカの工場にて「全く新しい3列シート電動SUV」を生産すると報道!約2,200億円の設備投資
現時点では何のモデルが生産されるかは不明だが、トヨタが全く新しい3列シートSUVを生産するようだ
2024年のトヨタは、新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)やクラウンエステート(New Crown Estate)、新興国向けとなるアーバンクルーザー・タイザー(New Urban Cruiser Taysor)、そしてアメリカ市場向けとなる新型4ランナー(New 4 Runner)/ハイラックサーフ(New Hilux Surf)を発売する予定です。
こうしたなか、トヨタのアメリカ法人となるトヨタUSAが、インディアナ州プリンストンにて、新世代ピュアEVの3列シートSUVを製造するため、14億円(日本円に換算して約2,200億円)を設備投資することが明らかとなりました。
この設備投資費用は、新しいバッテリーパックの組立ラインを追加するための費用とのことで、ハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)ではなく、100%電気自動車になるのでは?と噂されています。
トヨタは既に「全く新しい3列シート&バッテリー搭載型の電動SUVを製造」することを明らかにしている
EV競争から出遅れているトヨタは、電気自動車の早期導入を目指し、さまざまなモデルを提供する準備を進めているとの報道ですが、この取組みの一環として、同社はトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナに14億ドル(日本円に換算して約2,200億円)を投資する計画を発表したばかり。
トヨタは、この資金がプリンストンの施設での「まったく新しい3列シート&バッテリー搭載型の電動SUVの生産を支援する」と説明していますが、気になるモデルとしては、トヨタが2023年10月にジャパンモビリティショーにて発表した新型FT-3eやランドクルーザーSe(New Land Cruiser Se)なのでは?との噂も。
同社は詳細についてはあまり触れていませんが、この資金は工場インフラのアップグレードと、新しいバッテリーパック組立ラインの追加に使用される予定とのこと。
後者は、2025年に稼働予定のトヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナの部品を使用することが決まっています。
トヨタはSUVモデルを作り過ぎ…ランドローバーのようなSUVメーカーに?
この投資により、最大340人の新たな従業員を雇用し、トヨタは「高品質」で「長期的な安定性」をもたらすと説明していて、バッテリーの組立ラインだけでなく、ピュアEVクロスオーバーの生産に集中する可能性も十分に考えられるのですが、果たして何のモデルを生産するのかが謎。
トヨタは現時点で多くを語っておらず、謎の3列シートピュアEVクロスオーバーについても言及していません。
ただ、ケンタッキー州にて生産される3列EVとは「別物」であることをトヨタは認めていて、このモデルに関しては2025年に生産開始される予定ですが、同社はインディアナ州にて製造するSUVの発売時期については明らかにしていません。
っというか、トヨタはSUVのラインナップを拡大し過ぎているようにも見え、メーカー内の共喰いが起きても不思議ではないところ。