イギリスにて、エメラルドグリーンの「エンツォ・フェラーリ」が公開に

2020-05-27

イギリスにて、フェラーリのミドシップV12エンジン搭載の「エンツォ・フェラーリ」をエメラルドグリーンに全塗装した個体が登場。
イギリスのJoe Macari PerformanceCarsより発表されたこちらの個体ですが、フェラーリの完全オーダーメードプログラムによって塗装された純正カラーではなく、社外にて対応の光沢を持たせた純粋のエメラルドグリーンで、これに合わせブラックのアルミホイールやレッドのブレーキキャリパカバー、そしてハイグロスブラックにて仕上げられたツートンを意識したルーフとの相性はかなりグッド。
前回は、ブリティッシュグリーンの「F40」が公開され、相当なインパクトを残した一台となりましたが、今回の「エンツォ・フェラーリ」もかなりのインパクトがありますね。


ただ、ここまではっきりとわかるほどのエメラルドグリーンを再現したのは非常に珍しいですが、一体何層コートにしているのか、そして一体どれだけの費用が発生しているのか非常に気になるところですね。

 

What do we think of the Emerald Enzo? 😍 – #JoeMacari #Ferrari #Enzo

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I love my work and I love brave owner! #emeraldenzo #carrozzeriazanasimaranello

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Reference:CARSCOOPS

関連記事①:これは見たことが無い。ブリティッシュ・グリーン風のフェラーリ「F40」が登場

以前、ブリティッシュ・グリーンのボディカラーに身を纏ったポルシェ「911GT2RS」が登場していましたが、今回は何とも珍し過ぎる同特殊カラーのフェラーリ「F40」が目撃に。
こちらのボディカラー、実は実際にフェラーリにて登場する特殊カラー「Verde Abeone(ヴェルデ・アベトーネ)」で、このボディカラーを選択するオーナーは非常に少ないものの、意外にも海外ではちょこちょこと、このボディカラーをチョイスするオーナーもいらっしゃったとのこと。
※アベトーネは、イタリア・トスカーナ州ピストイア県のコムーネの一つ。

ちなみにフェラーリ「F40」は、同車創立40周年を記念して製造されたモデルで、「308GTB」や「288GTO Evoluzione」のコンセプトを引き継ぎ、改良に改良を重ねた排気量2.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力478psを発揮。
車両重量は1,100kgと非常に軽量であり、最高時速は324km/hにまで到達する、当時の市販車最速モデルとしても有名でした。

ちなみに、「F40」の生産台数は元々350~400台と言われていましたが、フェラーリは顧客からオーダーが殺到することを鑑みて、急きょ増産体制に。
最終的には、約5年間製造し続け、生産終了までに1,311台が世界に販売されました。
そのため、世間では「F40」は世界限定モデルという言葉を耳にしますが、実際のところは”市販車両”という意外な面を持っているわけですね。
ちなみに、日本には正規輸入で59台、その内ストラダーレモデルは58台、コンペティツィオーネモデルが1台という割り振りとなっています。

 

One letter, 2 numbers. #AutomobiliAmos #Ferrari #F40 #VerdeAbetone

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Painted to perfection, the #AutomobiliAmos ‘ way! #craftmanship #Ferrai #F40 #VerdeAbetone

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関連記事②:これはかなり貴重。蛍光グリーンの「ラ・フェラーリ」がモータにて走行する姿が公開に【動画有】

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フェラーリの唯一のハイブリッドモデルとなる「ラ・フェラーリ」が、モータのみにて走行している姿を動画にて公開されています。
基本的に動画サイトなどで見られる「ラ・フェラーリ」の姿はV型12気筒エンジン音を奏でるケースが多いと思いますが、よくよく考えてみるモータだけでの走行動画が公開されているのは非常に珍しいことかもしれません。
なお、「ラ・フェラーリ」のパワートレインは排気量6.3L V型12気筒エンジン+モータにより合計出力963psを発揮する個体であり、モータだけで約150psを発揮します。

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【EXCLUSIVE: Jay Kay’s LaFerrari driving in SECRET Fully Electric Mode!!】

関連記事③:左右でシートがグリーンの宝石をモチーフにしたフェラーリ「488スパイダー」が登場

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先月末の9月29日より開催中のパリモーターショー2016において、フェラーリが「ラ・フェラーリ・アペルタ」を出展したことを皮切りに、今回「488スパイダー」にグリーンの宝石をイメージした特別仕様車「488スパイダー・ザ・グリーン・ジュエル」が出展されました。

この個体は、フェラーリが生誕70周年を迎える記念としてスペシャルカスタマイズされたもの。
これまでのテーラーメイドを活用してきた経験から生み出されたとのことで、イギリスの有名なレーシングチームであるデビッド・パイパー・レーシングの「365 P2」に敬意を払った貴重な特別モデルとのことです。

実際には、車体をブリティッシュ―ンに特別塗装することで、まるで緑の宝石をイメージさせるとともに、室内も特別なものにするため、運転席と助手席でシートの色を変えており、ドライバへの特別な思いを抱かせる一台となっています。

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