ちょっとストームトルーパーに似てる?マイナーチェンジ版・ロールスロイス新型カリナンが世界初公開!ゴージャスなベントレー・バトゥールコンバーチブルもデビュー

完全リークされてから意外と早く公式発表された新型カリナン

2024年5月1日、中国にてマイナーチェンジ版・ロールスロイス新型カリナン(Rolls-Royce New Cullinan)が完全リークされて1週間経たずして、早くもロールスロイス公式が内外装デザインを発表しました。

日本でも数多くの著名人が愛用しているカリナン。

本モデルの対抗馬として、トヨタ新型センチュリーSUV(Toyota New Century SUV)が登場するほどですが、今回のマイナーチェンジで何が変更されたのかチェックしていきましょう。


中国ユーザーを強く意識する一方、若干ストームトルーパーっぽい顔つきの新型カリナン

こちらが今回、ロールスロイスより公式発表された新型カリナン。

リーク画像の通り、大きく変更されたのはフロントヘッドライトとフロントバンパー。

ロールスロイスのアイコンでもあるパルテノングリルは継続されていますが、大きく囲いこむような逆L字型のLEDデイタイムランニングライトが特徴的で、しかしスクエアタイプのLEDヘッドライトはロールスロイスらしさを維持。

フロントのエアインテークは大口化されるだけでなく、まるで口角が上がったようなデザインですが、デザインテイストだけを見ると中国の富裕層をターゲットにしたような顔つき。

こちらは真正面から見た新型カリナン。

どことなく、映画「スター・ウォーズ」に登場したストームトルーパーっぽい顔つきですが、この顔つきに見慣れるのには少々時間がかかりそう。

ロールスロイスとしては珍しい23インチ大口径アルミホイールを採用

こちらはサイドビュー。

マイナーチェンジなので、プラットフォームやボディスタイルの変更はありませんが、足もとのホイール意匠は独創的で、ロールスロイスとしては初となる23インチの大口径アルミホイールを装着。

ちなみに今回公開されたカリナンのボディカラーは、エンペラドール・トリュフと呼ばれる特注カラーだそうで、いかにも中国ユーザーが好みそうな色あい。

こちらはリヤクォータービュー。

テールランプは、フロントヘッドライト同様にスクエアタイプのLEDを採用し、大口化されたマフラーのように見えるフィニッシャーが両サイドに装備されています。

インテリアは大きく変化していないものの、車内にもスピリット・オブ・エクスタシーを採用

インテリアはこんな感じ。

マイナーチェンジ前のカリナンと比べてほとんど変化していませんが、アナログクロックの下にはスピリット・オブ・エクスタシーが隠されており、BMW新型X7と大きく差別化していることをアピール。

なお、ハイパフォーマンスグレードとなるブラックバッジもラインナップされる予定で、こちらはダッシュボード上にカーボンファイバーパネルが採用され、少なくとも6回のラッカー塗装が施されているとのこと。

ロールスロイスの場合、エクステリアだけでなくインテリアもユーザーの好みに合わせた仕様に仕上げることが可能で、ブラックバッジの場合だと、220万のステッチと11マイル(17.7km)の糸を使用することで、目を引く新たなデュアリティ・ツイルレザーインテリアを採用。

ロールスロイスの職人が手作業で行い、0.8mmと1.2mmの穴を合計107,000個開けて、シートの張地にある小さな穴をすべて数える検査員もいるなど、全ての工程に手間暇がかかっています。

パワートレインは、マイナーチェンジ前と同じく排気量6.75L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載しますが、具体的なエンジンスペックまでは不明です。

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