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ロールスロイス「カリナン」等を手掛けたデザイン・チーフが電撃退職。今後はどのグループにも属さず新たな業界へ

2012年より、ロールスロイスのデザイン責任者であるイアン・キャメロン氏の後任にてデザイン・チーフとして加わったジャイルズ・テイラー氏が突如として退職したことが判明。
同氏は、最新モデル「ファントムⅧ」や新型SUV「カリナン」等のモデルも担当した、いわば「現代のロールスロイスを生み出した親」でもあり、コンセプトモデル「Vision Next 100」や、最も高価と言われた「Sweptail a.k.a」も設計・デザインした今後を大きく担う重要人物でもありました。

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今回の電撃退職は、ロールスロイスにとっても大きな痛手だったとしますが、ジャイルズ・テイラー氏は、今後は代替的なビジネス利益を追求するとして、BMWグループにも属さない全く別の業界に向けてチャレンジしていくとコメントしています。

彼がロースロイスのデザインを任される立場になってからは、同社のデザイン言語が劇的に変化したかといわれるとそうではないものの、時代に追従した近代的なアプローチと、レトロが織りなすオリジナリティ溢れるデザインであったことは間違いなく、ロールスロイスのブランド価値も更に高まったことは言うまでもありません。

近年では、ロールスロイスのラインナップにある「レイス/ドーン」のようなモデルに、そのオーナーしか所有していない唯一無二のオーダーメイドカスタムを施すことも可能で、そうした独創的なデザインに階級が付加されていますが、これもまたロールスロイスを愛するユーザーにとっては非常に合理的なアイデアとも言われています。

ロールスロイスは今後、100%電気自動車(EV)モデルを取入れることを計画しており、プラグインハイブリッドモデルといった車両重量が更に重くなる個体は需要が無いと説明。
EVモデルのスペックとしては、航続可能距離が322~402kmを実現できるバッテリーを供給し、更にはV型12気筒エンジン並みのパワーを持つ個体を生み出していくと意気込んでいますが、恐らくこの個体が登場するのは5年~10年先と言われており、それまでにもガソリンモデルが追加ラインナップされる可能性は十分にあると思われます。

Reference:motor1.com

関連記事:ロールスロイスCEOが強気な発言「私たちは可能な限りV12エンジンを使う。何があってもだ!」(2018/5/21投稿)

昨今では、ダウンサイジングターボエンジンはもちろん、ハイブリッド(HV&PHV)、そしてオールエレクトリックモデル(EV)等、排ガス規制や環境法規制がより一層厳しくなってきましたが、そんな中でもイギリスの超高級自動車メーカであるロールスロイスCEOのTorstenMuller-Otvos氏は、「V12エンジンが合法的に許可されるのであれば、可能な限り提供していく」と説明しています。

2040年には、イギリスやフランスをはじめとする各国において、ガソリン/ディーゼルモデルの販売が禁止されることとなりますが、少なくともその2040年まではロールスロイスは継続してV12エンジン搭載モデルを販売していく意志があり、2040年以降に備えてのEVモデルについても、確実に準備が進められていることも明らかとなっています。

しかも、ロールスロイスは”静かでありながらも強力でトルク感がある車”を目標に作られているため、そういった意味ではEVモデルは同社にとって非常に好都合。
現時点で関係会社のBMWから供給されるV12エンジンと同様にEVユニットの供給を受けるのではなく、ロールスロイス独自で作りだすEVユニットにより、これまで必要不可欠であったクラッチやトランスミッションが不要となり、軽量化に加えてパーツ点数削減も可能のため、より一層ボンネット内のスペースに余裕ができ、そして車内空間をより広く快適に使用することが可能になると思われます。

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