メルセデスベンツAMGに究極のエントリーモデル「GT43」が登場。直6エンジン+マイルドハイブリッド、”鉄チン”風モノブロックホイールとかマジたまらん!

2020-05-26

予想だにしなかった「GT43」が欧州市場にて販売へ

メルセデスベンツの最上位グレードとなる「GTシリーズ」の中で、実用性を加味したスポーツモデル「GT4ドアクーペ」がラインナップされていますが、この個体の更なるエントリーグレードとして「GT63S/GT63/GT53」よりも更に安価な「GT43」が欧州市場向けに販売されることがわかりました。

このエントリーグレードとなる「GT43」は、「GT53」に比べて約180万円安くなるとのことで、車両本体価格にすると約1,200万円台にてAMGのトップレンジモデルが購入できてしまうことになります。


”43”シリーズとしては初のマイルドハイブリッドを搭載

また、今回「GT43」が登場したことで、外観やエンジンについても変更が行われるとのことで、外観についてはその懐かしくもレトロチックでマニアが超絶に喜ぶ”鉄チン”風のモノブロックホイールが採用。
エンジンについては「GT53」同様に排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジン+48Vの電装システムを搭載したマイルドハイブリッドシステム、更にはここにスターターモータとオルタネータを強力なモータに内蔵するEQブースト・スタータ・オルタネータが採用され、燃費や排出ガス性能を向上させるとのこと。

スペックとしては、「GT53」のエンジン出力435hp/最大トルク520Nmに対して、「GT43」は、エンジン出力367hp(-68hp)/最大トルク500Nm(-20Nm)とパワーは劣りますが、上記EQブースト機能により瞬時的に+22hp/+250Nmまで引き上げることが可能となります。

なお、パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が4.9秒、トランスミッションは9速AT+4Matic四輪駆動システムを搭載、最高時速は250km/hにまで到達し、リミッター解除で270km/hにまで引き上げることが可能となっています。

上記にある通り、この個体は欧州市場モデルとなるため、アメリカでの販売は予定していませんが、その上のモデルとなる「GT53」は2019年半ばごろに販売を予定しています。

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Reference:motor1.com