三輪車両T-Rexを製造してきたカナダ・Campagna Motors(カンパーニャ・モータース)が正式に倒産。資金調達できず既に破産申請済み
あの三輪走行車両メーカ・Campagna Motorsが倒産
有名な三輪走行モデル「T-Rex」を販売でお馴染みのカナダメーカ・Campagna Motors(カンパーニャ・モータース)が、先日Facebookにて正式に倒産したことを報告しました。
ハイブリッドやEVモデルの開発も進めていた矢先の話だった
このメーカは、昨年8月上旬ごろに既に自己破産申請を提出しており、当時はその過程でいかなる資産も清算し、債務の払い戻しと、債権者とその財政を再構築することは一切述べていなかったのですが、今回のFacebookの投稿にて、同社前社長であるAndre Morissette氏が、会社を存続させるための必要な資金を調達することが出来なかった。Campagna Motorsは今後存在することはなく、終わりを迎えた。昨年11月に承認された債権者への提案を保証するために、適切な資金を確保することができなかった」と説明。
ただ、Andre Morissette氏のコメントによれば、Campagna Motorsというメーカは無くなっても、ブランド自体は顧客の手元に残り続け、また別の形にて製造できる可能性があることも示唆しています。
Campagnaは、1988年にF1メカニックのDaniel CampagnaとカーデザイナーのPaul Deutschman氏によって設立され、その中でも代表的ともいえる「T-Rex」は約30年間も製造されてきました。
しかも、2018年には環境法規制に適応したハイブリッドタイプとなるZero Motorcyclesの電動パワートレイン付三輪ロードスターを開発していたことも明らかで、テスト走行は夏ごろに実施する予定でした。
ですが、今回のようなことになり、開発を継続することは愚か、企業を継続することができなかったことは非常に残念なことではありますね。
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