ブラックとレッドの過激なブガッティ「シロン・スポーツ」が納車。オーナーはあのランボルギーニ「ヴェネーノ」を所有する大富豪だ!
世界的に有名な大富豪に「シロン・スポーツ」が納車
世界限定500台のみ販売されたブガッティ「シロン」のハイパフォーマンスモデルとして登場の「シロン・スポーツ」。
ブガッティといえば、昨年8月に世界限定40台生産(約6.4億円)の「ディーヴォ」と、先月3月に開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、世界でたった一台しか生産されないワンオフモデル(約14億円)の「ラ・ヴォワチュール・ノワール」、そして世界限定20台のみとなるブガッティ創立110周年記念モデル「シロンスポーツ 110 Ans Edition」を公開してきました。
今回のハイパフォーマンスモデルは、とある大富豪のオーナーに納車されたとのこと。
「シロン・スポーツ」は、2018年3月に開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて登場した一台で、従来の「シロン」よりもハンドリングに特化しており、カーボンファイバ製のフロントガラス用ワイパー等が採用されたことで18kgの軽量化が施されています。
カラーリングはかなりダーク。ところで気になるオーナーは誰?
ボディカラーとしては、ブラックをメインにしながらも、フロントスプリッターやCピラー周り、サイドスカート、リヤアンダー等にレッドのアクセントを追加したダークな組合わせとなります。
ミドシップエンジンはこんな感じ。
レッドのアクセントがエンジンカバーにも採用されていますが、これはカーボンレッドに特別に塗装されているようです。
インテリアはこんな感じ。
レッドを基調としながらも、カラードステッチもレッドにて仕上げられたシンプルな組合わせ。
カーボンファイバががっつりと採用されているかと思いきや、ちょっとチープにも見えてしまうような造りになっていますね。
ちなみにシートはアルカンターラになっています。
パワートレインは、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮します。
なお、この個体は、エネルギー関連や不動産会社をいくつも経営するクリス・シン氏で、彼はこの個体以外にも世界限定3台のみ販売されたランボルギーニ「ヴェネーノ」や、生産第一号で「アゲーラRS」ではなく自身の名前のイニシャルを付けた「アゲーラXS」といった数多くのスーパーカー/ハイパーカーを所有しています。